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医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-全体版 (64 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_240308000171690.html
出典情報 医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-(3/8)《総務省》
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補聴器用ボタン電池
※アレルギーや食のこだわりなどがある場合は食べられるものを
リュックに詰める。その他、避難生活で必要な物品をリュックに
まとめて携行できるように準備すると、避難時に活用することが
できる。リュックの内容は定期的に点検する。
□登下校中の地震発生や地震後の通信障害など様々な状況を想定した
準備
・児童生徒等の通学経路(登下校)と時間の目安(経路上の避難場
所や交番等)
・津波・火災等の二次災害に備えた通学バスの時間ごとの避難場所・
経路
・通信手段の途絶に備えた地区別担当者の設定:安否確認/学校か
らの連絡事項の伝達
・災害用児童生徒等名簿:緊急連絡先/自宅以外の避難予定先(複
数)/放課後ケア等の利用状況
□保護者との連携
・自力通学児童生徒等の保護者には、登下校中の発災時の探索保護
の依頼。
・訪問指導先の保護者と、地震発生時の避難場所の確認や必要物品
の準備等の話し合い。
・居住地区で行われている地域行事・防災訓練等への参加の奨励(地
域のネットワークづくり)
※居住地域での理解者・支援者を増やしておくことが、災害時の助
け合いにつながる。
□登下校中の二次対応等について関係者間で共通理解を図る
・通学バスの二次対応や引き渡し(通学バス業者・保護者)
・登下校中の自力通学生の保護や緊急時の行動についての教育(保
護者・生徒)
□関係機関との事前の協議
・通学バス業者/福祉サービス提供事業者(放課後ケア・移動支援
等)/寄宿舎/訪問指導先施設等
施設設備等の点検

□障害の状態等に応じた施設設備の点検

避難訓練

□実際の災害時に近い状況で訓練を行う
・停電/エレベーター利用不可/緊急地震速報/津波等の二次災害
の発生と避難/備蓄食料の試食
□実発電機を使った医療機器等の試運転
※発電機等の点検にもなり、実際の震災場面での練習にもなる

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