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資料3 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24471.html
出典情報 がん対策推進協議会(第78回 3/16)《厚生労働省》
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割合は 68.1%、治療中に、学校や教育関係者から治療と教育を両方続けられるよう
な配慮があったと回答した人の割合は 76.6%と、一定の評価はできるものの全ての
患者に対応できるよう更なる充実が求められた。
また、高等学校段階の取組が遅れていることが指摘されていることから、文部科学
省では、2019 年度及び 2020 年度において「高等学校段階における入院生徒に対す
る教育保障体制整備事業」を実施した。また、2021 年度からは「高等学校段階の病
気療養中等の生徒に対する ICT を活用した効果的な遠隔教育の調査研究事業」を
実施している。厚生労働科学研究において、がん患者の高校教育の支援の好事例
の収集や実態・ニーズ調査を実施し、高校教育の提供方法の開発と実用化にむけた
研究を進めている。
さらに、厚生労働科学研究において、高齢がん患者に対する多職種による意思決
定支援プログラムの研究・開発を行っている。

3051

47

3052

小児がん拠点病院のうち院内学級体制・
宿泊施設を整備している施設の割合46
治療開始前に、教育支援等について、
医療従事者から説明を受けた
がん患者・家族の割合

2019 年度
100%

2018 年度
100%

2019 年度 68.1%

治療中に、学校・教育関係者から、
3053

3054

治療と教育の両立に関する
支援を受けた家族の割合

家族の悩みや負担を相談できる支援が
十分であると感じている
がん患者・家族の割合(3003 の再掲)

2019 年度 76.6%

2018 年度
成人:48.7%
(比較値48:57.6%)
2019 年度
小児:39.7%

2014 年度
成人:37.1%

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
小児・AYA世代については、拠点病院等以外の医療機関における教育支援や、小
中学生だけでなく、高校生に対する教育支援の体制整備など治療と教育の両立にお
46

新型コロナウィルス感染拡大による現場の状況を鑑み、2019 年実績の報告は一部の医療機
関を除き中止したため、小児がん拠点病院のみのデータとなっている。
47
項目番号 3052-3054 の患者体験調査の対象となる患者は 19 歳以上、小児患者体験調査の
対象となる患者は 18 歳以下で回答者はその家族等。
48
前回調査と比較するために、実測値に比較補正係数をかけた値。
52