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資料3 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24471.html
出典情報 がん対策推進協議会(第78回 3/16)《厚生労働省》
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1003

1004

2017 年

2016 年

389

402

胃がん

45.3

48.2

大腸がん

58.5

61.4

肺がん

43.3

44.4

子宮頸がん

14.1

14.5

乳がん

97.6

102.3

肝がん

13.3

14.7

がんの年齢調整罹患率

がん種別の
年齢調整罹患率の変化

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
年齢調整死亡率については減少傾向にあるが、これを引き続き低減させていくため、
がん検診による早期診断を含む予防や治療の改善について、取組の対象を明確化
し、改善の手法についても工夫を凝らし、国民が利用しやすいがん検診の体制につ
いて検討を進めていく必要がある。また、予防等の評価をするため、諸外国のデータ
とも比較しながら、中間評価指標にないがん種の年齢調整罹患率についても引き続
き注視していく必要がある。

2.患者本位のがん医療の実現
(目標の詳細)
ビッグデータや人工知能(Artificial Intelligence。以下「AI」という。)を活用したがん
ゲノム医療等を推進し、個人に最適化された患者本位のがん医療を実現する。また、
がん医療の質の向上及びそれぞれのがんの特性に応じたがん医療の均てん化・集
約化により、効率的かつ持続可能ながん医療を実現する。
(進捗状況及び指標測定結果)
5年生存率は、多くのがん種で少しずつではあるものの上昇傾向となり、年齢調整
死亡率は、継続的に減少傾向であった。医療が進歩していることを実感している患者
の割合、納得のいく治療を受けられたがん患者の割合は増加傾向であった。2018 年
度におけるがんの診断・治療全体の総合的評価や医療従事者が耳を傾けてくれたと
感じた患者の割合については7割~8割となっており、一定の評価はできるものの改
善の余地がありうるものであった。

が不十分であった等の理由により実際よりも多く見積もられている可能性がある。
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