よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24471.html
出典情報 がん対策推進協議会(第78回 3/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

に対して科学的根拠の乏しい免疫療法が適切な評価を行うことなく提供されることの
ないよう求めている。正しい知識の普及啓発のため、がん情報サービス等において、
がん免疫療法に関する情報提供を行っているところであるが、「がんの免疫療法の中
には、十分な科学的根拠がなく、注意を要するものがあると思う」という認識を持つ国
民の割合は低く、更なる取組が求められる。

2042
2043

臨床研究または先進医療の枠組みで
免疫療法を実施している拠点病院の割合

2019 年度
35.8%

2018 年度
42.6%

科学的根拠を有する免疫療法について

2019 年

国民が必要な情報を取得できている割合

9.5%22

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
がんの医療提供体制及び各治療法については一定の取組の成果が見られるが、
適切な評価のためには更なる知見の集積や、より適切な中間評価指標の設定が必
要な項目も認められた。また、科学的根拠を有する免疫療法についての適切な普及
啓発、セカンドオピニオンに関する情報提供、患者用診療ガイドラインの整備など、患
者への適切な情報提供や普及啓発に関して、より一層の取組が必要である。

(3)チーム医療の推進について
(個別目標)
国は、がん患者が入院しているときや、外来通院しながら在宅で療養生活を送って
いるときなど、それぞれの状況において必要なサポートを受けられるようなチーム医
療の体制を強化する。
(進捗状況及び指標測定結果)
拠点病院等における医療従事者間の連携をさらに強化するために、緩和ケアチー
ムを含む様々な専門チームに依頼する等により、一人ひとりの患者に必要な治療や
ケアについて、それぞれの専門的な立場から議論がなされた上で、患者が必要とす
る連携体制が取られるよう環境の整備が進められている。
全てのがん診療連携拠点病院等において、専門チームが整備されており、殆どの
施設で多数の専門チームが整備されていることは評価できる。一方で、がん診療連
携拠点病院等以外の医療機関においては更なる改善が求められる。
22

複数選択の中の「がんの免疫療法の中には、十分な科学的根拠がなく、注意を要するものが

あると思う」と回答した者の割合
30