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【資料1】介護人材の処遇改善等 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36608.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第233回 11/30)《厚生労働省》
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これまでの分科会における主なご意見(介護人材の処遇改善等)②
※ 第230回介護給付費分科会でいただいたご意
見について事務局の責任で整理したもの

(事務作業の簡素化)
○ 処遇改善に関わる制度が複雑なため、取得しないという事業所が多いことは憂慮すべき。
○ 介護制度自体が制度の創設から年数を重ねるにつれ、複雑化していることも踏まえれば、対応案のような形で簡素
化を図ることは、介護事業所の経営者にとっても、現場の介護職員にとっても、費用を負担する国民にとってもニー
ズがある。
○ 処遇改善加算の一本化に当たっては、報酬体系や要件、また計画書等の様式がより一層簡素なものとなるよう、引
き続き検討いただきたい。
○ 例えば、多くの事業所がクリアしている要件を廃止するなど、一層の簡素化ができないか。
○ 処遇改善加算等による賃金改善額以外の部分で、賃金水準を引き下げないことの誓約をすることで、加算による賃
金改善額が、加算額を上回ることの確認だけでよいのではないか。
(職場環境等要件)
○ 現状、職場環境等要件は24項目、6区分となっている。昨年度の老健事業の分析に基づくと、この6区分に妥当性
がないのではないか。この区分を維持していく意味があるのか、将来的に宿題にしていただきたい。
○ 現行の区分と24項目のうち、必ず実施すべき項目を設けるなどの見直しも必要ではないか。
○ 生産性向上及び経営の共同化に係る項目については、人材の有効活用だけでなく、現場の方の負担軽減につながる
ことを期待する。

生産性向上及び経営の共同化に係る項目については、この加算が処遇改善のための加算だということを踏まえた検
討でなければならない。処遇の改善や、職員の確保・定着に本当に寄与するものなのか、検証を重ねていく必要があ
るのではないか。
○ 生産性の向上や経営の共同化が、離職防止につながるか疑問。やりがいや、働きがいの醸成の項目を拡充すべきで
はないか、検討いただきたい。
○ 介護職チームリーダーには、チームマネジメント等の学びが必要。今回マネジメント系の研修であるファーストス
テップ研修が処遇改善の職場環境等要件の1つとして明記されたことは評価したい。
○ 研修受講支援の対象を追加する案について、介護福祉士、ファーストステップ研修については、加算という制度一
律の仕組みに、こうした研修を位置づけることに難しさがあるのではないか。
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