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【資料1】介護人材の処遇改善等 (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36608.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第233回 11/30)《厚生労働省》
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介護福祉士の研修活用について
• 一定の研修(※)を受講していない勤続年数10年以上の介護福祉士よりも、受講している勤続年数10年未満の介護福祉士の
方が、事業所からの評価が高い傾向がある。
※:介護福祉士ファーストステップ研修、ユニットリーダー研修、認知症介護実践研修(実践者研修、実践リーダー研修)

1.「求められる介護福祉士像」で定められている能力(5点満点)
研修受講なし
勤続年数10年以上

研修受講1つ
勤続年数10年未満

研修受講2つ以上
勤続年数10年未満

尊厳と自立を支えるケアを実践する

3.0

3.5

3.6

専門職として自律的に介護過程の展開をする

2.8

3.3

3.6

身体的な支援だけでなく、心理的・社会的支援も展開できる

2.8

3.3

3.6

介護ニーズの複雑化・多様化・高度化に対応し、本人や家族等のエンパワメントを重視した支援ができる

2.7

3.2

3.5

QOL(生活の質)の維持・向上の視点を持って、介護予防からリハビリテーション、看取りまで、対象者の状態の変化
に対応できる

2.8

3.2

3.5

地域の中で、施設・在宅にかかわらず、本人が望む生活を支えることができる

2.7

3.2

3.4

関連領域の基本的なことを理解し、多職種協働によるチームケアを実践する

2.8

3.2

3.5

本人や家族、チームに対するコミュニケーションや、的確な記録・記述ができる

2.9

3.4

3.6

制度を理解しつつ、地域や社会のニーズに対応できる

2.6

3.1

3.3

介護職の中で中核的な役割を担う

2.8

3.4

3.6

2.リーダーとして求められる能力(5点満点)
研修受講なし
勤続年数10年以上

介護の実践

育成・指導

サービスの
マネジメント

研修受講1つ
勤続年数10年未満

研修受講2つ以上
勤続年数10年未満

利用者の心身の状況等に係る観察ができる

3.3

3.5

3.8

利用者の状態に応じて適切な対応をするための判断ができる

3.3

3.6

3.8

認知症の症状や病状等に応じた介護等の提供ができる

3.2

3.6

3.7

多職種と連携しながら業務を遂行できる

3.1

3.4

3.6

利用者のQOL(生活の質)の向上に資するエビデンスに基づいた介護技術の指導・伝達ができる

2.9

3.4

3.6

個々の介護職員の意欲・能力の把握ができる

2.9

3.3

3.6

上記意欲・能力の把握をしたうえで、個々の介護職員の能力を開発していくことができる

2.8

3.2

3.5

介護計画等に沿った介護が提供されているかを、そのサービスの質とともに把握できる

3.0

3.4

3.6

上記把握をした上で、その向上・改善に向けた対応ができる

2.9

3.3

3.6

サービスのマネジメントのため、多職種・多機関の間で適切に情報のやり取りができる

2.9

3.3

3.6

(注)「研修」は、介護福祉士ファーストステップ研修、ユニットリーダー研修、認知症介護実践研修(実践者研修、実践リーダー研修)の4種類。
(出所)令和4年度 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業「介護福祉士のキャリアモデルとリーダーとしての役割に応じた研修活用の在り方に関する調査研究事業」から作表

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