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総ー2○歯科医療(その2)について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00224.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第565回 11/17)《厚生労働省》
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歯科医療提供体制等に関する検討会

中間とりまとめ(案)概要

かかりつけ歯科医の役割

地域包括ケアシステムと医科歯科連携・多職種連携

○住民・患者ニーズへのきめ細やかな対応、切れ目のない提供体制の確
保、他職種との連携
○訪問歯科診療や障害児・者への対応、患者の基礎疾患や服用薬剤への
理解の充実、ライフステージに応じた歯科疾患の予防や口腔の管理
○かかりつけ歯科医をもつ者の増加のための普及啓発の促進
○新興感染症拡大時における歯科医療提供体制の整備

○機能を含めた歯科医療資源の見える化
○他職種に対するニーズの把握や相互理解の促進、指標設定・評価
○他職種等に対する口腔に関する理解を深めてもらうため、学部・専門
分野の教育段階含め、口腔の管理の重要性等を学ぶ機会の充実
○人生の最終段階における口腔の管理への歯科医療関係者の関与

歯科医療機関の機能分化と連携

障害児・者等への歯科医療提供体制

○各歯科医療機関の機能の把握・見える化
○病診連携・診診連携、歯科診療所のグループ化、規模の拡大・多機能
化による複数の歯科医師が勤務する体制の整備の推進
○ICTの利活用の推進
○歯科医療資源に応じた機能分化や連携の在り方等、地域特性に応じた
歯科医療提供体制の構築の検討

○障害の内容や重度別分析による歯科医療機関の機能の見える化
○いわゆる口腔保健センターと一般歯科診療所の役割の整理
○ハード面(設備整備等)やソフト面(人材育成、多職種連携等)の両
面での取組の充実
○医療的ケア児含めた障害児・者を、地域の歯科医療ネットワーク等、
地域で支え歯科医療を受けることができる歯科医療提供体制の構築

病院歯科等の役割

歯科専門職種の人材確保・育成等

○それぞれの地域における病院歯科の役割の明確化
○各病院歯科の歯科医療従事者の配置状況や機能等の把握・分析
○地域の病院歯科の果たす役割を認識し、病院歯科と歯科診療所等との
連携の推進
○地域の歯科医療提供体制の拠点としての機能

○学部教育から臨床研修、生涯研修におけるシームレスな歯科医師養成
他職種の役割等を継続的に学び、交流を行いながら理解を促進
○歯科衛生士の確保(職場環境等の整備、復職支援・リカレント教育)
○歯科技工士の確保(人材確保、職場環境の整備、業務のあり方)

都道府県等行政における歯科医療提供体制の検討の進め方について
○地域ごとの歯科医療資源及び住民ニーズの把握・見える化、PDCAサイクルに基づく取組の推進、計画的な評価
○歯科保健医療提供体制の理想とする姿(目指す姿)を設定し、バックキャストで考えていくことの重要性
○歯科医療提供のあり方を議論する際には、地域の関係団体等と連携し、目指す姿や目標等の共通認識を深めながら取り組む必要性

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