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総ー2○歯科医療(その2)について (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00224.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第565回 11/17)《厚生労働省》
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第8次医療計画における糖尿病の医療体制構築に係る指針
○ 各都道府県での医療計画の策定にあたり必要な、5疾病6事業及び在宅医療の体制構築に係る指針の
中の「糖尿病の医療体制構築に係る指針」において、糖尿病の初期・安定期治療や専門的利用において、
「歯科受診の促進を促すこと」が記載されている。
糖尿病の医療体制構築に係る指針 (「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」より抜粋)
糖尿病は、様々な遺伝素因に生活習慣等の種々の環境因子が作用して発症する疾患であ る。糖尿病が疑われる場合に
は食事療法・運動療法、生活習慣改善に向けての教育等が行われ、さらに糖尿病と診断された場合には必要に応じて薬物
療法も含めた治療が行われる。
また、糖尿病は特有の細小血管症を引き起こすだけでなく、脳卒中、急性心筋梗塞等他疾患の危険因子にもなる慢性疾
患であり、患者は様々な合併症により日常生活に支障を来たすリスクが高い。 予防・治療には、患者自身による生活習慣
の管理に加えて、内科、眼科、小児科、産科、 歯科等の各診療科が、糖尿病の知識を有する管理栄養士、薬剤師、保健師、
看護師等の専門職種と連携して実施する医療サービスが必要となる。

第2 医療体制の構築に必要な事項
(2) 糖尿病の重症化予防のための初期・安定期治療を行う機能【初期・安定期治療】
・ 糖尿病の発症初期から定期的に慢性合併症の検査を行うとともに、継続的な 眼科受診、歯科受診を促すこと
(3) 専門的治療を必要とする患者への対応を行う機能【専門的治療】
・ 定期的に慢性合併症の検査を行うとともに、継続的な眼科受診、歯科受診を促すこと
第3 構築の具体的な手順
1 現状の把握
(2) 医療資源・連携等に関する情報
④ 糖尿病合併症の発症予防・治療・重症化予防を行う病院・診療所 ・ 検査、治療体制(人員・施設設備)・糖尿病専門
医、糖尿病療養指導士の状況(人数、在籍する医療機関数)・腎臓専門医、歯周病専門医の状況(人数、在籍する
医療機関数)
出典:「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」(最終改正令和5年6月29日、厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)

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