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総ー2○歯科医療(その2)について (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00224.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第565回 11/17)《厚生労働省》
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口腔機能の獲得・維持・向上について(歯科口腔保健の推進に関する基本的事項)
中 医 協

歯科口腔保健の推進のための基本的な方針

口腔機能の獲得・維持・向上

総 - 3

5.7.12(改)



食べる喜び、話す楽しみ等のQOL(生活の質)の向上等のために、口腔機能の獲得・維持・向上を図るには、各
ライフステージにおいて適切な取組が重要。



乳幼児期から青年期にかけては良好な口腔・顎・顔面の成長発育及び適切な口腔機能の獲得を図る必要がある。壮
年期から高齢期においては、口腔機能の維持を図るとともに、口腔機能が低下した際には回復及び向上を図っていく
ことが重要。

口腔機能の獲得・維持・向上における目標・計画
乳幼児期から青年期
・適切な口腔機能の獲得を図るため、口呼吸等の習癖が不正咬合や口腔の機能的な要因と器質的な要因が相互に口腔機能の獲得等に影響すること等
の口腔・顎・顔面の成長発育等に関する知識の普及啓発を図る。
・口腔機能の獲得等に悪影響を及ぼす習癖等の除去、食育等に係る歯科保健指導等に取り組む。また、口腔機能に影響する習癖等に係る歯科口腔保
健施策の実施に際し、その状況の把握等を行いつつ取り組むものとする。

壮年期から高齢期
・口腔機能の維持及び口腔機能が低下した場合にはその回復及び向上を図るため、オーラルフレイル等の口腔機能に関する知識の普及啓発、食育や口
腔機能訓練等に係る歯科保健指導等に関する取組を推進する。
・口腔機能に影響する要因の変化は高齢期以前にも現れることから、中年期から、口腔機能の低下の予防のための知識に関する普及啓発や口腔機能
訓練等に係る歯科保健指導等の取組を行う。
・特に高齢期では、口腔機能に影響する歯・口腔の健康状態等の個人差が大きいことから、個人の状況に応じて医療や介護等の関連領域・関係職種と
密に連携を図り、口腔機能の維持及び口腔機能が低下した場合はその回復及び向上に取り組む。

出典:歯科口腔保健の推進に関する基本的事項(令和5年厚生労働省告示289号) を元に保険局医療課にて作成

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