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総ー2○歯科医療(その2)について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00224.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第565回 11/17)《厚生労働省》
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周術期等口腔機能管理の対象患者について
○ 周術期等口腔機能管理料(Ⅰ)及び(Ⅱ)の対象患者は手術を行う患者が対象であるが、「歯科疾患を有す
る患者」も対象となっていることから、外来で管理されている歯科疾患の患者についても対象となっている。
対象患者
周術期等口腔機能管理料(Ⅰ)及び周術期等口腔機能管理料(Ⅱ)における口腔機能管理は、患者の口腔衛生状態や口腔
内の状態等の把握、手術に係る主病及びその治療に関連する口腔機能の変化に伴う日常的な指導等を評価し、歯科疾患を
有する患者や口腔衛生状態不良の患者における口腔内細菌による合併症(手術部位感染や病巣感染)、手術の外科的侵襲
や薬剤投与等による免疫力低下により生じる病巣感染、人工呼吸管理時の気管内挿管による誤嚥性肺炎等の術後合併症
や脳卒中により生じた摂食機能障害による誤嚥性肺炎や術後の栄養障害の予防等を目的に、次に掲げるような手術におい
て実施する。
○ 対象となる手術の例
・頭頸部領域、呼吸器領域、消化器領域等の悪性腫瘍の手術
・人工股関節置換術等の整形外科手術
・臓器移植手術

・心臓血管外科手術
・造血幹細胞移植
・脳卒中に対する手術



○ 脳卒中等による緊急手術において、術前の管理を行っていない場合は手術後早期に依頼を受けた場合。
■ 歯科疾患に関連する手術の算定件数の割合(歯科疾患関連手術のうち、令和4年5月に一月あたりの算定件数が多かった上位5項目)
※周術期等口腔機能管理に関する各項目が算定されたレセプトにおいて、同月に各手術の算定があるレセプトの割合
0%

周術期等口腔機能管理計画策定料
周術期等口腔機能管理料(Ⅰ)

2%

0.1%
0.0%
0.7%
0.3%

周術期等口腔機能管理料(Ⅲ)

0.2%
0.0%

6%

8%

10%

5.0%

0.4%
0.1%

周術期等口腔機能管理料(Ⅱ)

出典:NDBデータ(令和4年5月診療分)

4%

抜歯手術
4.0%
3.5%

歯根嚢胞摘出手術、顎骨腫瘍摘出術
上顎骨形成術、下顎骨形成術

3.4%

36