よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】介護老人保健施設 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36375.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第231回 11/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

論点⑤ 入所者への医療提供(所定疾患施設療養費)
論点⑤
■ 介護老人保健施設では、肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し、施設において投薬
等の治療管理を行った場合の評価として、所定疾患施設療養費による評価を行っている。
■ 令和3年度改定において、所定疾患施設療養費の対象に蜂窩織炎が追加となっており、蜂窩織炎の発症
があった施設のうち、医療機関へ転院させた利用者がいた施設の割合が25.0%から9.7%に低下した。
■ 令和5年度の調査では、介護老人保健施設において、心不全(慢性心不全の増悪等)を発症する方がい
た施設が一定程度ある中で、医療機関へ転院させた利用者がいた施設の割合が約7割の状況である。


医療機関に転院する理由として、約9割の施設が重症度を理由の一つとしてあげたが、他の理由として、
報酬上の評価がされていないことも一定程度あげられた。

■ 急性疾患を発症した入所者が、当該者の状態に応じ、適切な場において必要な医療が提供されるよう、
介護老人保健施設における疾患の発症・治療状況を踏まえ、所定疾患施設療養費の対象疾患についてどの
ように考えるか。

対応案
■ 施設において適切な医療を提供する観点から、慢性心不全が増悪した場合について所定疾患施設療養費
の対象として追加することとしてはどうか。

28