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○入院(その3)について 総-2 (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》
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発症から入棟までの日数と機能予後について
○ 急性期病棟における在棟日数(発症から回復期リハビリテーション病棟への転棟日数)が短いほど、そ
の後の機能予後がよいとの報告がある。

○ 急性期脳卒中408例中、回復期リハビリテーション病棟に転棟・転院したのは142例であった。急性期に
おける在院期間が17日未満で回復期病棟に移った群で改善有(一年後にmodified Rankin scaleが1以上
改善)が有意に多かった(P<0.01)。多変量解析においても同様の結果であった。
岩本高典ほか、川崎医学会誌(0386-5924)48巻 Page1-9(2022.)

○ 急性期治療後に同施設の回リハ病棟に転棟した脳梗塞149例、脳出血108例の機能予後についての報
告では、脳梗塞は,改善(実績指数が30点以上)群90例,非改善群59例で,急性期入院日数は20.3日,
24.4日と改善群で短かった(p<0.05).脳出血は,改善群60例,非改善群48例で,急性期入院日数は23.2
日,31.5日と改善群で短かった(p<0.05)。
今西 正巳、Neurosurgical Emergency(1342-6214)26巻1号 Page44-50(2021.03).

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