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令和5年7月 令和5年度第2回定例記者会見 会見資料 (10 ページ)

公開元URL http://nuh-forum.umin.jp/report/kaigi/230703.html
出典情報 国立大学病院長会議 令和5年度第2回定例記者会見(7/3)《国立大学病院長会議》
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【文部科学省】今後の医学教育の在り方に関する検討会について
第1回 5月26日 第2回 6月23日

出典:今後の医学教育の在り方に関する検討会(第2回) 資料1

大学病院に求められる役割・機能を発揮するために検討すべき論点
• 各大学病院が自らの置かれた実状等を踏まえ、大学病院として求められる教育・研究・診療等に係る役割をどう考えるか。
その役割・機能を発揮するために必要な方策は何か
• 医師の働き方改革を踏まえ、研究時間が著しく短い若手医師をはじめとした大学病院で勤務する医師の研究時間をどの
ように確保すべきか。また教育・研究機能を維持するためにどのような方策が考えられるか
• 医師が中核業務に傾注できる環境の構築に向けて、ICTや医療DX等を活用した業務の効率化や、医師以外の関
係職種に対するタスク・シフト/シェアを進めるために、例えば特定行為看護師や研究教育支援人材等の確保等について
どのような方策が考えられるか
• 大学病院の経営改善、財源確保はどうあるべきか。民間病院等と比較してどのような改善が考えられるか
検討会で出された意見(抜粋)
○ 大学病院は多くの高度機器を使う装置産業、医師・看護師等を大量に必要とする労働集約型産業でありお金がかかる
さらに光熱費、医薬品等の高騰も影響する一方、保険診療は公定価格のため価格転嫁できない
○大学が、教育・研究を診療とともに担うためには、医師やメディカルスタッフ等の人材を確保する必要がある。そのための雇
用経費に関する補助、又は大学病院に対する診療報酬において、教育・研究部分も加味した上乗せがなされることが短
期的には必要ではないか
○大学病院における借入金の推移に関して、新規の債務が増えていく中で附属病院において医業収益を上げ続けなければ
運営が滞ってしまう状況を改善できないか
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