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2015年05月08日(金)
[パブコメ] 糖尿病性腎症治療薬の臨床評価方法GLで意見募集 厚労省
- 厚生労働省は5月8日、糖尿病性腎症治療薬の臨床評価方法に関するガイドライン(GL)案(p3~p29参照)に関する意見募集(パブリックコメント)を開始した。同案は、厚生労働科学研究班において、糖尿病性腎症に対する治療薬の円滑な開発のために、臨床的有用性の評価方法を、現時点でのエビデンスをもとに国際的な評価方法を加味して取りまとめられたもの。厚労省がガイドラインとして示すことを予定している(p1参照)<・・・
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2015年05月08日(金)
[医療安全] 医療事故の遺族への説明事項など明記 厚労省通知
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- 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の一部の施行(医療事故調査制度)について(5/8付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
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2015年05月07日(木)
[先進医療] 迅速評価の対象として29品目の医療機器を提示 先進医療会議
- 厚生労働省は5月7日、「先進医療技術会議」を開催し、(1)国家戦略特区における保険外併用療養の特例の対象医療機関の選定(p5~p38参照)、(2)先進医療制度の運用(p39参照)、(3)先進医療の専門評価体制による迅速評価の対象品目(p40~p44参照)(p45~p51参照)―などについて討議した。 (3)で触れられている「迅速評価」は、2014年12月の中央社会保険医療協議会・総会でも、「最先端医療迅速評価制度」と・・・
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2015年05月01日(金)
[認定基準] 現行基準の引き下げを示唆する研究結果 肝臓機能障害検討会
- 厚生労働省は5月1日、「肝臓機能障害の認定基準に関する検討会」の初会合を開催した。現在、とくに患者側から、認定基準が厳しすぎて十分に利用できないとの声があがっており、科学的根拠にもとづいて基準を緩和することが課題といわれている。 今回、厚労省が示したデータ(p6参照)では、肝臓機能障害による身体障害者手帳の交付者数は、2013年度末現在、7,125人(うち1級は5,798人)。また、「認定基準の考え方」・・・
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2015年04月30日(木)
[医療安全] 特定機能病院の医療安全体制の意見提示 医療分科会
- 厚生労働省は4月30日、社会保障審議会の医療分科会における審議結果を公表した。今回は、2つの病院に関して特定機能病院の承認取り消しが相当とする意見をとりまとめ、塩崎恭久厚生労働大臣に提出した。 2つの病院については、それぞれ事実関係と問題点、厚労相が処分として講ずるべき措置、今後取り組むべき事項が記されている(p2~p13参照)。 これにあわせて分科会は、特定機能病院などの医療安全管理体制に関する意見も・・・
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2015年04月30日(木)
[診療報酬] 前回改定の一般病棟入院基本料の調査案提示 入院評価分科会
- 厚生労働省は4月30日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催した。今回は今年度(2015年度)の初会合で、前回(2014年度)改定の2015年度調査項目案などを議題とした。 調査項目案では、経過措置が設けられているなど、効果検証をするまでに一定程度の期間を必要とする前回改定項目について、2015年度調査を実施。具体的には、(1)一般病棟入院基本料の見直し(その2)、(2)特定集中治療室管理料の見・・・
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2015年04月28日(火)
[規制改革] 2017年7月めどに市町村間の予防接種履歴共有 政府WG
- 政府は4月28日、産業競争力会議の「新陳代謝・イノベーションワーキンググループ(WG)」を開催し、IT利活用社会構築のための制度改革などを議題とした。 厚生労働省は今回、「医療分野におけるICT化の推進」について提案。医療情報連携ネットワークの普及促進をはかるため、用語やコード、データをやり取りする際の手法などに関する標準規格を策定するなど医療情報の標準化を進めるなどの具体的な取り組みを示した・・・
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2015年04月27日(月)
[がん対策] 希少がんの情報ネットワークの構築を 厚労省検討会
- 厚生労働省は4月27日、「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」を開催した。検討会は、希少がん患者が安心して適切な医療が受けられるよう、適切な標準的治療提供体制、情報の集約などのあり方について検討するのが目的で、今回が3回目。この日は「診療提供体制」(p3~p10参照)、「病理診断」(p11~p19参照)、「研究開発」(p20~p28参照)などについて、関係者から意見を聴いた。 「診療提供体制」については・・・
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2015年04月27日(月)
[通知] 電子データ提出の実務的通知は2016年10月から適用 厚労省
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- 承認申請時の電子データ提出に関する実務的事項について」に関する質疑応答集(Q&A)について(4/27付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 審査管理課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2015年04月23日(木)
[がん対策] 乳がん・胃がん検診に関して意見を聴取 がん検診検討会
- 厚生労働省は4月23日、「がん検診のあり方に関する検討会」を開き、(1)乳がん検診に関し、祖父江友孝構成員(大阪大学大学院医学系研究科教授)(p3~p11参照)から、(2)胃がん検診について、三木一正(日本胃がん予知・診断・治療研究機構理事長)(p12~p21参照)、深尾彰(日本消化器がん検診学会理事長)(p22~p30参照)の各参考人から、意見を聴取した。 日本では、科学的根拠にもとづくがん検診が十分ではない・・・
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2015年04月22日(水)
[医療改革] 戦略特区と臨床研究中核病院の要件整合性を議論 中医協・総会
- 厚生労働省は4月22日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、先進医療制度の運用などを議論した。厚労省からは「国家戦略特区における保険外併用療養の特例の対象医療機関の選定案」(p619~p620参照)などが提示された。 「国家戦略特区における保険外併用療養の特例の対象医療機関」は、中医協で承認された「選定基準」で選定を行ってきた。一方、医療法に基づく臨床研究中核病院の承認要件が定められ、2015年4月から・・・
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2015年04月17日(金)
[先進医療] 金沢大病院で制度逸脱の責任者ら処分 先進医療部会
- 厚生労働省は4月17日、先進医療技術審査部会を開催した。今回は、(1)金沢大学附属病院における事案(p13~p33参照)、(2)先進医療の継続の可否(p34~p37参照)、(3)協力医療機関の追加(p38~p50参照)、(4)先進医療会議の審査結果(p51~p138参照)―などを議論した。 (1)では、「臨床研究に関する倫理指針」違反などの疑いがあることが発覚した金沢大学附属病院の「化学療法に伴うカフェイン併用療法」にお・・・
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2015年04月13日(月)
[医薬品等] 医薬品業界が新薬創出促進加算の制度化を要望 官民対話
- 厚生労働省は4月13日、「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」を開催した。この会合は、「医薬品」・「医療機器」各産業界の代表者と、行政担当者がともに関連施策をさぐることなどを目的とし、2013年5月に初会合が開かれている。第3回となる今回は、医薬品産業界から、日本製薬団体連合会(日薬連)の野木森雅郁会長・日本製薬工業協会(製薬協)の多田正世会長を含む4人が、医療機器産業界からは、日本医療機器産業連・・・
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2015年04月02日(木)
[医療改革] 外国人患者受け入れる「日本国際病院」を整備 政府WG
- 政府は4月2日、産業競争力会議のワーキンググループ「改革2020WG」を開催した。この日はプロジェクトに関する関係省庁ヒアリングが行われ、内閣官房からは、「高齢化社会への対応としての医療のインバウンド(外国人患者の受け入れ)」、「医療ICTの大規模健康・診療データ収集・利活用事業」について説明があった。 医療のインバウンドについては、日本で治療を受けたほとんどの外国人が、日本の高い医療技術と、親切・丁寧な・・・
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2015年04月01日(水)
[通知] 外国で臨床研修を受けた者の受け入れ条件を一部変更 厚労省
- 厚生労働省は4月1日付で、「外国の病院における臨床研修の一部を認定するための手続きの一部改正」に関する通知を発出した。2011年8月9日付の医政局長通知を一部改正し、2015年4月1日より適用する。改正により、受け入れ病院における臨床研修の期間(外国の病院で臨床研修を行う前に、日本で臨床研修を行っていた場合、当該臨床研修期間を含む)は、「全体の研修期間の半分以上に相当する1年以上が望ましい」とされた。また、「・・・
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2015年03月31日(火)
[通知] 臨床研究中核病院の関連法が4月1日より施行 厚労省
- 厚生労働省は3月31日付で、「医療法の一部改正(臨床研究中核病院関係)の施行」などに関する通知を発出した。医療介護総合確保推進法にもとづいて、臨床研究中核病院に関する「医療法の一部改正」および「医療法施行令等の一部を改正する政令」(2月12日付公布)と「医療法施行規則の一部を改正する省令」(3月19日付公布)が、4月1日から施行されること(p1参照)や、これら関連法の内容(趣旨、承認手続きなど)・・・
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2015年03月31日(火)
[がん対策] 希少がん、人口10万人当たり6例未満と定義案 厚労省検討会
- 厚生労働省は3月31日、「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」を開催し、「希少がんの定義」、「情報提供・相談支援のあり方」などを議題とした(p1参照)。検討会は、希少がん患者が安心して適切な医療が受けられるよう、適切な標準的治療提供体制、情報の集約などのあり方について検討するのが目的で、今回が2回目の会合。 「希少がんの定義」については、厚労省がたたき台を提示。概念的定義は「数が少ないが故に・・・
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2015年03月30日(月)
[国家試験] 理学療法士など5資格の2015年国家試験合格者を発表 厚労省
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- 第50回理学療法士国家試験の合格発表(第50回 3/30)、第50回作業療法士国家試験の合格発表(第50回 3/30)、第61回臨床検査技師国家試験の合格発表(第61回 3/30)、第67回診療放射線技師国家試験の合格発表(第67回 3/30)、第45回視能訓練士国家試験の合格発表(第45回 3/30)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 カテゴリ: 医療提供体制 介護保険 社会福祉
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2015年03月27日(金)
[医薬品] 戦略相談に再生医療等製品や薬事開発計画を新設 戦略懇談会
- 厚生労働省は3月27日、「医薬品・医療機器薬事戦略懇談会」を開催し、(1)薬事戦略相談事業の成果、(2)2015年度以降の事業のあり方―を議題とした。薬事戦略相談は日本発の革新的な医薬品・医療機器の創出に向け、大学・研究機関、ベンチャー企業を主な対象に、開発初期から品質・非臨床試験、治験に関し指導・助言を行っている。 (1)で、2014年度の相談実施件数は「個別面談(手続き・事業内容の説明)」167件、「事前面談・・・
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2015年03月26日(木)
[通知] ポマリドミド製剤の安全確保モニターに行政が関与 厚労省
- 厚生労働省は3月26日付で、「ポマリドミド製剤の使用にあたっての安全確保の徹底」に関する通知を発出した。ポマリドミド製剤(販売名:ポマリストカプセル1mg、同2mg、同3mg、同4mg)はサリドマイド誘導体で、効能・効果は、「再発または難治性の多発性骨髄腫」(p1参照)(p3参照)。ラットなどを用いた非臨床試験で催奇形性が認められており、ヒトにも催奇形性を有するおそれがあることから、胎児への薬剤曝露防止の・・・
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2015年03月25日(水)
[医学研究] 日本医療研究開発機構の2020年までの達成目標は9領域 政府
- 政府は3月25日、健康・医療戦略推進本部を開催し、国立研究開発法人「日本医療研究開発機構」の中期目標案(p3参照)(p4~p22参照)を提示した。日本医療研究開発機構は、同本部のもと、2014年7月に決定した「医療分野研究開発推進計画」にもとづいて、基礎から実用化まで一貫した研究開発を推進する独立行政法人。2015年度の予算としては1,423億円が計上されており、4月1日、正式に設立される。 中期目標の期間は、2015・・・
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2015年03月25日(水)
[医師国試] 医師国試は問題数100程度減らすことが可能 検討部会
- 厚生労働省は3月25日、医道審議会・医師分科会の「医師国家試験改善検討部会」を開催し、方向性などに関する報告書をとりまとめた。すべての医学部では、卒前教育において臨床実習前に必要な知識の理解の程度を評価する共用試験CBT(Computer Based Testing:コンピュータを用いた客観試験)の合格基準が、2015年度より統一化される公算が大きい。これを前提に、検討部会では2014年6月から出題内容の重複を精査するなどして医師・・・
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2015年03月19日(木)
[医療機器] 日本医療研究開発機構が4月1日設立 次世代医療機器協議会
- 政府は3月19日、「次世代医療機器開発推進協議会」を開催し、(1)医療機器開発支援ネットワークの実施状況および活動の方向、(2)医療機器開発関連の人材育成に係る取組、(3)日本医療研究開発機構の準備状況―などを議題とした。 (3)では、内閣官房の健康・医療戦略室は2015年4月1日設立される「日本医療研究開発機構」の概要を説明。機構は2015年度1,423億円の予算を計上し、体制は雇用期間の定めのない職員102人、任期付・・・
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2015年03月19日(木)
[先進医療] 2技術に先進医療B「適」と判断 先進医療会議
- 厚生労働省は3月19日、「先進医療会議」を開催し、先進医療Bにかかる新規技術の科学的評価や、取り下げなどを議題とした。 先進医療Bとして2つの医療技術を審査して、小児期発症難治性ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群に対する「難治性ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブ療法」と、「腹膜播腫を伴う胃癌に対するカペシタビン/シスプラチン+ドセタキセル腹腔内投与併用療法」を、それぞれ「適」と判断した・・・
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2015年03月17日(火)
[医療安全] 健康被害補償に関するガイドラインのQ&A 日本再生医療学会
- 一般社団法人日本再生医療学会(JSRM)は3月17日付で、「再生医療等臨床研究における健康被害補償に関するガイドライン Q&A」を公表した(p1~p6参照)。このガイドラインは、2014年11月25日に施行された「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」の第3条第2項第4号」を受けて、JSRMが自主的な取り組みとして、再生医療に用いる細胞の提供者や再生医療を受ける者などに対する健康被害の補償などについて定めたもの。それに対・・・
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