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2015年09月16日(水)
[改定速報] 基本方針策定へ医療提供体制改革の観点から意見 医療部会1
- 厚生労働省は9月16日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、「次期(2016年度)診療報酬改定の基本方針」を検討した。医療部会で主に議論する「医療提供体制改革の観点からの主な論点のたたき台」として、基本方針の骨子となる、(1)医療需要の変化への対応、(2)医療従事者の確保、(3)質の高い医療の効率的な提供、(4)医薬品・医療機器の産業振興―の4点が示されている(p7~p8参照)。 まず、委員からは、医療部会・・・
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2015年09月16日(水)
[改定速報] 次期診療報酬改定の基本方針を医療部会でも検討 医療部会
- 厚生労働省は9月16日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、「次期(2016年度)診療報酬改定の基本方針」を検討した。9月11日の社会保障審議会「医療保険部会」に続き、厚労省は基本方針に関して委員から意見を募っている。 今回、基本方針に関して、新たに「医療提供体制改革の観点からの主な論点(たたき台)」が示され、(1)医療需要の変化への対応、(2)医療従事者の確保、(3)質の高い医療の効率的な提供、(4)医薬・・・
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2015年09月15日(火)
[医療費] 第3期医療費適正化計画の前倒し策定に向けて検討会設置へ 政府WG
- 政府は9月15日、「医療・介護情報の分析・検討ワーキンググループ(WG)」を開催し、「医療費適正化計画における目標と医療費の推計」を議論した。WGは、社会保障制度改革推進会議「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会」の下部組織。 医療費適正化計画は国民の高齢期の適切な医療確保を図る観点から、医療費の適正化を総合的・計画的に推進するため、国や都道府県が定めている。計画期間は5年で、第2期計・・・
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2015年09月15日(火)
[通知] アマンタジン塩酸塩など12医薬品の「使用上の注意」改訂 厚労省
- 厚生労働省は9月15日付で、「使用上の注意の改訂」に関する通知を発出した。対象は、抗パーキンソン剤のアマンタジン塩酸塩(p2参照)、糖尿病用剤のイプラグリフロジンL-プロリンなど6医薬品(p3~p6参照)、他に分類されない代謝性医薬品のフィンゴリモド塩酸塩(p7参照)、その他の腫瘍用薬のニボルマブ(遺伝子組換え)(p8参照)、主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもののアジスロマイシン水和・・・
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2015年09月15日(火)
[医薬品] 2医薬品の「重要な副作用」情報 厚労省
- 厚生労働省は9月15日、医薬品・医療機器等安全性情報No.326で、重要な副作用に関する情報を公表した。対象は、(1)腫瘍用薬「滅菌調整タルク」(p6参照)、(2)腫瘍用薬「パニツムマブ(遺伝子組換え)」(p8参照)。 (1)では、直近約1年7カ月間(2013年12月から2015年6月)に、因果関係が否定できない間質性肺疾患関連症例が4例報告された。このため、十分な観察と、異常が認められた場合は、胸部X線,胸部CT等の・・・
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2015年09月14日(月)
[医療改革] 臨床研究中核病院としてがん研東病院を承認 厚労省
- 厚生労働省は9月14日、社会保障審議会医療分科会の審議結果を公表し、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院(千葉)を、臨床研究中核病院として承認して差し支えないとした(p1参照)。 厚労省は2015年4月から、臨床研究中核病院について承認要件など医療法を一部改正し、革新的な医薬品、医療機器の開発のため質の高い臨床研究を推進する、「国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を担う医療機関」として・・・
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2015年09月14日(月)
[医療改革] かかりつけ薬局機能果たす「支援薬局」の要件提示 薬局検討会1
- 厚生労働省は9月14日、「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」を開催し、かかりつけ薬剤師・薬局の基本的機能を持つ「健康づくり支援薬局(仮称)」に関する要件を含む報告書案を示した。報告書案では、前回示された要件の考え方を、整理・具体化した要件が提示されている。 健康づくり支援薬局の検討は、日本再興戦略(成長戦略)で、地域に密着した健康情報の拠点として薬局・薬剤師活用による、一般用医薬品等・・・
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2015年09月14日(月)
[医療改革] 24時間の調剤、土日の開局、記録保存などを求める 薬局検討会2
- 9月14日の「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」では、報告書案で(1)かかりつけ薬剤師・薬局の基本的機能―のほか、(2)健康づくり支援薬局(仮称)の機能、(3)薬局の公表の仕組み―も具体的な要件が示されている。 (2)では、地域での連携体制の構築に関して、主に次の要件を求める(p8参照)。●一般用医薬品等に関する相談を含め、健康に関する相談を受けた場合、かかりつけ医と連携して状況を確認する・・・
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2015年09月14日(月)
[通知] 希少疾病用医薬品にベバシズマブなど3品目を指定 厚労省
- 厚生労働省は9月14日付で、希少疾病用医薬品の指定に関する通知を発出した。指定されたのは、(1)「ベバシズマブ(遺伝子組換え)」(予定される効能または効果は、子宮頸癌)、(2)「ポナチニブ塩酸塩」(予定される効能または効果は、前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病、再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病)、(3)「ベダキリンフマル酸塩」(予定される効能または効果は、<適・・・
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2015年09月11日(金)
[健康] 平和と健康のための基本方針を取りまとめ 健康・医療戦略本部
- 政府は9月11日、「健康・医療戦略推進本部」を開催。国際保健分野に関する「平和と健康のための基本方針」について議論し、取りまとめた。方針は途上国におけるエボラ出血熱等の公衆衛生危機への対応体制構築など、すべての人の生涯を通じた基礎的保健サービスの提供を目指すもの。 今回、安倍首相は、「健康は豊かな人生を支えるとともに、平和と経済成長の基盤。さまざまな課題のある世界の保健分野ではこれまで、国際社会が・・・
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2015年09月11日(金)
[医療改革] 2014年度改定の成果評価、諮問会議への中間報告提案 諮問会議
- 内閣府は9月11日、「経済財政諮問会議」を開催し、(1)経済・財政一体改革の具体化、(2)子育て支援・少子化対策―などについて議論した。 (1)では、民間有識者の伊藤元重議員(東京大学大学院教授)らは、経済・財政再生計画の初年度の2016年度予算編成に向け、戦略的かつ具体的な取り組みを進めるべきと提案(p17参照)。 具体的には、医療費の都道府県別格差の半減に向けて、重点課題の「2016年度診療報酬改定(改定・・・
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2015年09月11日(金)
[改定速報] 診療報酬改定の基本的視点と具体的方向性を例示 医療保険部会
- 厚生労働省は9月11日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催。現在、(1)次回の診療報酬改定の基本方針の検討、(2)2016年度予算概算要求・税制改正要望(健康・医療分野)、(3)2014年度の医療費・調剤医療費の動向、(4)子どもの医療制度の在り方等に関する検討会について―などを議論している。 (1)では、厚労省は、次期2016年度改定にあたっての基本認識について、「超高齢社会における医療政策の基本方向」、「地・・・
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2015年09月11日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.41 厚生政策情報センター
- 「キーワードでみる厚生行政」(9月2日~9月10日)(p1~p5参照)をアップしました。 今回は、(1)2014年度の概算医療費は40.0兆円、(2)2014年度末の後発医薬品割合は58.4%―を解説。(1)は、厚生労働省が9月3日、「医療保険・公費負担分の医療費(速報値)」のなかで発表したもの、(2)は、厚労省が同日に発表した「調剤医療費の動向(電算処理分)」からわかった内容です。 勉強会や企画書の資料作成などにすぐに使え・・・
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2015年09月11日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(9月14日~9月19日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(9月14日~9月19日)(9/11)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2015年09月09日(水)
[国家戦略特区] iPS細胞からの試験用細胞製造事業など認定 特区諮問会議
- 政府は9月9日、「国家戦略特別区域(特区)諮問会議」を開催した。国家戦略特区は、内閣が掲げる成長戦略で、指定された区域の規制を緩和して産業の国際競争力を強化し、国際的な経済活動の拠点をつくることなどが目的。今回は、(1)国家戦略特区の拡充と、区域計画の認定、(2)今後の進め方、(3)基本方針の一部変更案―などが議題に上った(p1参照)。 (1)では、15事項の規制改革メニューの追加された改正特区法が9月・・・
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2015年09月07日(月)
[事務連絡] 後発医薬品に係るCTD作成の記載例を周知 厚労省
- 厚生労働省は9月7日付で、「医療用医薬品に係るCTD作成の手引きおよびモックアップ(記載例)」に関する事務連絡を発出した。 日本ジェネリック製薬協会において、2014年9月より検討されてきた資料、(1)後発医薬品に係るCTD 第1部(モジュール1)作成の手引き(p3~p21参照)、(2)後発医薬品に係るCTD 第2部(モジュール2)モックアップ(記載例)(p22~p100参照)─が完成し、公表されたことを受けて、その周知を依頼・・・
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2015年09月04日(金)
[予防接種] HPVワクチンの全数追跡調査をふまえ救済制度検討へ 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は9月4日、閣議後の記者会見で、40兆円に上った2014年度の医療費についてコメントした。塩崎大臣は「予防や健康づくり、医療供給体制の再構築を今やろうとしている。さらに、後発医薬品のこれまで以上の活用や、保険者の役割の強化などさまざまなことで、健康は増進して負担は持続可能になるよう、引き続き改革を工夫して力強く押し進めていく」と語った(p1参照)。 また、子宮頸がんワクチンの被害・・・
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2015年09月04日(金)
[医薬品] 単品単価取引の推進など医薬品産業強化へ総合戦略 厚労省
- 厚生労働省は9月4日、「医薬品産業強化総合戦略」を公表した。総合戦略は後発医薬品シェア80%時代にも、「国民への良質な医薬品の安定供給」、「医療費の効率化」、「産業の競争力強化」を三位一体で実現するための医薬品産業の競争力強化に向けた緊急的・集中的に実施するもの。「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」などでの関係者の意見をふまえ策定された(p1参照)(p2~p6参照)(p31参照)。 戦略・・・
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2015年09月04日(金)
[医療保険] 2014年度は後発医薬品使用促進などがS評価 全国健保協会検討会
- 厚生労働省は9月4日、「全国健康保険協会業績評価に関する検討会」を開催し、2014年度の健康保険事業に対する全国健康保険協会側からの「業績評価シート」(自己評価)(p4~p48参照)が提示された。内容は、(1)保険運営の企画(p6~p21参照)、(2)健康保険給付など(p22~p37参照)、(3)保健事業(p38~p48参照)―から構成される。 全国健康保険協会(運営する健康保険の愛称が「協会けんぽ」)は、被用者保険者・・・
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2015年09月03日(木)
[医療費] 3月の調剤医療費は6,592億円、後発品割合は数量で58.4% 厚労省
- 厚生労働省は9月3日、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(2015年3月号)を発表した。2015年3月の調剤医療費は6,592億円(前年度同期比3.7%増)で、うち技術料が1,605億円(同2.4%増)、薬剤料が4,976億円(同4.1%増)、うち後発医薬品が696億円(同15.3%増)(p1参照)。後発品割合は数量ベース(新指標)で58.4%(同7.2ポイント増)だった(p1参照)(p38参照)。・・・
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2015年09月03日(木)
[医療費] 2014年度調剤医療費は前年度比2.3%増、薬学管理料で抑制 厚労省
- 厚生労働省は9月3日、2014年度版の「調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。調剤では電算処理分のレセプトは件数・医療費ともに全体の99%以上を占めている(p2参照)。 電算処理分の調剤医療費は7兆1,515億円で、前年度比で2.3%増加した(p1~p2参照)。調剤医療費の伸び率は、2011年度7.9%、2012年度1.3%、2013年度5.9%と推移しており、2014年度の2.3%は比較的低い伸び率。内訳は、技術料が1兆7,682億円(・・・
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2015年09月03日(木)
[先進医療] 2016年度診療報酬改定に向け検討スケジュール案 先進医療会議
- 厚生労働省は9月3日、「先進医療技術会議」を開催し、2016年度の診療報酬改定に向けた、先進医療の保険導入などおよび施設基準の見直しに関する「検討方法案」(p3~p4参照)および「イメージ」(p25参照)を示した。 先進医療は、厚生労働大臣が定めた「評価療養」の1つで、保険診療との併用が認められる。検討方法案では、次のように今後のスケジュールが示された(p3~p4参照)(p25参照)。(1)2015年12月まで・・・
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2015年09月02日(水)
[規制改革] 新医薬品の14日処方制限撤廃の提案など検討要請 規制改革会議
- 内閣府は9月2日、規制改革会議を開催し、国民や企業からの規制改革に関する提案を広く受付ける「規制改革ホットライン」などを議論した。 内閣府は提案募集の集中的な周知活動を行うため、「日常生活・仕事や事業活動で改善をはかるべきだと考える規制・制度」について、2015年10月1日~10月31日を募集の集中受付期間とすると示した(p5参照)。 また、6月1日から7月21日までに受け付けた医療・介護関連の提案である(1)1・・・
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2015年09月01日(火)
[医薬品] 薬局店頭での口腔内環境チェックが可能に 経産省
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- 薬局店頭における唾液による口腔内環境チェックの実施に係る取扱いが明確になりました~産業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」の活用~(9/1)《経済産業省》
- 発信元:経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 カテゴリ: 保健・健康 医薬品・医療機器
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2015年09月01日(火)
[医薬品] 医療用医薬品の流通改善に向けて「提言」を発表 厚労省
- 厚生労働省は9月1日、「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」が取りまとめた、「医療用医薬品の流通改善の促進について」と題する提言(p2~p3参照)(p4~p14参照)を発表した。副題には、「後発医薬品のさらなる使用促進などの環境変化に対応する持続可能な流通機能の観点から」が掲げられている。 この懇談会は2004年に設置され、今回の提言に先立つ2007年には、薬価調査の信頼性を確保する観点から、「長期にわたる・・・
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