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2011年06月30日(木)
[診療報酬] レセプト情報等の提供申出予定者に対し、7~8月に事前相談実施
- 厚生労働省は6月30日に、レセプト情報等の提供について、事前相談等の日程を公表した。厚労省が構築するレセプト情報・特定健診情報等データベースのデータは、医療費適正化計画の作成等に役立てるための調査分析に使用されている。しかし、これ以外の用途でデータの利用申請があった場合に、利用の公益性等について検討する必要がある。厚労省は検討会を開いてデータ提供のガイドラインを固め、平成23年度より、試行的ながら、・・・
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2011年06月24日(金)
[医療機器] 医療機器のバーコード表示進めるため、メーカーへの個別指導も
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厚生労働省が6月24日に開催した、医療機器の流通改善に関する懇談会で配付された資料。この日は、厚労省当局から、医療機器のコード化に関する取りまとめ案が示され、これに基づいた議論が行われた。
医療機器にバーコードを貼付するなどし、製造から医療現場までの流通全体を把握することができれば、たとえば不具合が生じた場合の回収や注意喚起などを効果的に行うことができる。厚労省の調査によると、「売上10億円以上の卸・・・
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2011年06月08日(水)
[医療情報] データベースやシステムの技術的仕様等を検討するWGを設置
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厚生労働省は6月8日に、「医療情報データベース基盤整備事業」の協力医療機関ワーキンググループを設置することを明らかにした。
厚労省は、医薬品等の安全性情報を正確かつ詳細に把握し、医薬品等の安全対策に活用することを目的として「医療情報データベース基盤整備事業」を、平成23年度より実施する。そのため、5月26日にその拠点となる10協力医療機関を指定した。協力医療機関の指定を受け、協力医療機関および独立行政法・・・
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2011年05月31日(火)
[がん対策] がん疫学研究で、高コストな大規模調査を推進するのかが論点
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厚生労働省が5月31日に開催した、がん対策推進協議会のがん研究専門委員会で配付された資料。この日は、疫学分野、政策分野の研究体制について議論を行った。
疫学研究とは、がん患者の集団を対象に、発生要因などを明らかにするもの。たとえば、「ある生活習慣が、がん患者で特異的に多い」ことが明らかになれば、その生活習慣の改善によってがん予防につなげられる可能性がある。
この日は、国立がん研究センターがん情報・・・
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2011年05月26日(木)
[医療情報] データベース協力機関に、東北大学病院等7病院3グループを選定
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厚生労働省は5月26日に、医療情報データベース基盤整備事業協力医療機関の選定結果について公表した。
同事業は、全国の大学病院等の協力医療機関に保有される電子医療情報を網羅するデータベースを構築するとともに、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)にその分析システムを構築することで、医薬品・医療機器の安全性情報を収集し、安全対策を推進するものである。将来的に1000万人規模の医療情報データベースを構築・・・
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2011年05月11日(水)
[診療報酬] レセプトデータ提供に先立ち、留意事項や技術的事項を説明
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厚生労働省が5月11日に開催した、レセプト情報等の提供に関する事前説明会で配付された資料。
厚労省が構築するレセプト情報・特定健診情報等データベースのデータは、医療費適正化計画の作成等に役立てるための調査分析に使用されている。しかし、これ以外の用途でデータの利用申請があった場合に、利用の公益性等について検討する必要がある。厚労省は検討会を開いてデータ提供のガイドラインを固め、平成23年度より、試行的・・・
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2011年03月31日(木)
[診療報酬] レセ情報提供ガイドライン、保管・利用方法など詳述 厚労省
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厚生労働省は3月31日に、レセプト情報・特定健診等情報の提供におけるガイドラインの制定について公表した。これは、高齢者医療確保法に基づいて構築するレセプト情報・特定健診データベースのデータを、医療費適正化対策等以外の用途に用いる場合のガイドライン。どのような場合に、誰に、どこまでのレセプト等情報を提供してよいか、といった点について、平成22年10月から検討会で議論を行ってきた。
ガイドラインでは、(1・・・
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2011年03月18日(金)
[医療機器] MEDIS-DCデータベースの登録状況、21年度より10%程度増加
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厚生労働省はこのほど、「医療機器等における情報化進捗状況調査」の結果を公表した。これは、日本医療機器産業連合会(医機連)と日本臨床検査薬協会(臨薬協)の協力により、医療機器等のバーコード表示状況などを把握するために実施されたもの。医療機器等のバーコード表示は、物流の効率化・高度化、医療事務の効率化、トレーサビリティの確保や医療事故防止の観点から、進められている。
調査区分は、平成21年3月以降出荷・・・
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2011年03月18日(金)
[医薬品] MEDIS-DCデータベース、全包装単位で90%を超える登録率
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厚生労働省はこのほど、「医療用医薬品における情報化進捗状況調査」の結果を公表した。
医療用医薬品のバーコード表示は、医薬品の取り違え事故防止、市販後のトレーサビリティの確保を推進する観点から、厚労省が表示基準を設けており、製造販売業者に取り組みを求めている。この調査は、日本製薬団体連合会と社団法人日本医薬品卸業連合会の協力により、平成22年9月末時点における新バーコードの表示状況や利用状況などを把・・・
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2011年03月14日(月)
[医療情報] 地域連携医療とどこでもMY病院の連携を促す報告書案を提示
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政府が3月14日に開催した、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)の医療情報化に関するタスクフォースで配付された資料。この日は、報告書案が事務当局より示された。
報告書案は、(1)どこでもMY病院構想の実現(p7~p14参照)(2)シームレスな地域連携医療の実現(p15~p25参照)(3)レセプト情報等の活用による医療の効率化(p26~p28参照)(4)医療情報データベースの活用による医薬品等安全・・・
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2011年03月09日(水)
[地域保健] 地域保健対策、評価研究は国レベルでの集積を
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厚生労働省が3月9日に開催した、地域保健対策検討会で配付された資料。この日は、評価および優先度に基づいた地域保健計画等の策定と推進、地域保健に関する調査・研究について議論した。
資料には、(1)地域保健関連の政策評価・事業評価における諸外国及び我が国の現状(p8~p17参照)(2)地域保健関係の統計情報及び情報の活用例(p18~p31参照)(3)地域保健関連の政策評価・事業評価における今後のあり方・・・
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2011年03月07日(月)
[医療情報] 疾病管理システム、診療報酬や補助金で導入のインセンティブを
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政府が3月7日に開催した、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)の医療情報化に関するタスクフォースで配付された資料。この日は、地域連携ネットワークの拡大や、疾病管理システム、遠隔医療などについて議論を行った。
地域連携ネットワークについては、既存の中核病院を中心としたネットワークではコストや利便性の面から限界があるため、都道府県単位で共通データベースを構築・運営し、広域ネットワー・・・
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2011年02月28日(月)
[医療情報] どこでもMY病院、電子版お薬手帳などからスタートか
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政府が2月28日に開催した、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)の医療情報化に関するタスクフォースで配付された資料。この日は、どこでもMY病院について、運営主体に関するルールや具体的イメージを議論したほか、報告書骨子案が事務当局より提示されている。
どこでもMY病院は、標準化された電子的医療情報等を、情報提供機関が、医療機関や患者・国民に提供できる環境を実現する構想のこと。情報提供機・・・
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2011年02月09日(水)
[医療情報] 自治体、医療機関等によるレセプト情報の活用手法がポイント
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政府が2月9日に開催した、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)の医療情報化に関するタスクフォースで配付された資料。この日は、レセプト情報等の活用について議論を行った。
医療情報化に関するタスクフォースの検討テーマは、大きく(1)どこでもMY病院構想(2)シームレスな地域連携医療(3)レセプト情報等の活用による医療の効率化や、医薬品等安全対策―とされており、この日より(3)のレセプト情報・・・
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2010年12月03日(金)
[社会保障] スウェーデン型にらみつつ、アメリカ型の共通番号導入を検討
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内閣官房が12月3日に開催した、社会保障・税に関わる番号制度に関する実務検討会で配付された資料。この日は、検討会論議の中間整理案が当局より示された。
整理案では、社会保障と税の共通番号導入が必要とされる背景として、(1)正確できめ細かな所得把握に基づく社会保障・税制の導入(2)年金記録管理等(3)効率的な医療保険関係機関の連携―などが困難である点を指摘。裏返せば、共通番号の導入で上記の導入等が可能にな・・・
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2010年11月18日(木)
[行政改革] 基礎と応用の橋渡し研究を、医薬基盤研究所で行う意義問われる
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厚生労働省が11月18日に開催した、独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会で配付された資料。この日は、医薬基盤研究所や、年金積立金管理運用独立行政法人などからヒアリングを行った。
医薬基盤研究所は、(1)医薬品・医療機器等の開発に資する共通的な研究(2)基礎的研究の委託(3)海外からの研究者招聘(4)医薬品等技術の情報収集・提供、調査―などを主な業務としている(p6~p10参照)(p12~p15参照)。具体的・・・
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2010年10月28日(木)
[診療報酬] レセプトデータの提供先、営利企業等は除外する方向 厚労省
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厚生労働省が10月28日に開催した、レセプト情報等の提供に関する有識者会議で配付された資料。この日は、情報提供ガイドラインについて議論を行った。
厚労省が構築するレセプト情報・特定健診情報等データベースのデータは、医療費適正化計画の作成等に役立てるための調査分析に使用される。これ以外の用途で、データの利用申請があった場合には、厚労相が同会議の助言をもとにデータ提供の可否を判断する。その際、判断の統・・・
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2010年10月05日(火)
[診療報酬] レセプトデータ利用の公益性検討する有識者会議設置 厚労省
- 厚生労働省が10月5日に開催した、レセプト情報等の提供に関する有識者会議の初会合で配付された資料。厚労省が構築するレセプト情報・特定健診情報等データベースのデータは、医療費適正化計画の作成等に役立てるための調査分析に使用されている。しかし、これ以外の用途で、データの利用申請があった場合に、利用の公益性等について検討する必要がある。同会議は、厚生労働大臣がデータ提供の可否を決定するにあたり、助言する・・・
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2010年08月31日(火)
[社会保障] 鴨川市の社会保障カード実証事業、利用者の8割は安心
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- 社会保障分野における安全で利便性の高い情報連携が地域住民にもたらす効果に関する検証成果発表会(8/31)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
社会保障カード(仮称)とは、年金、医療、介護に関する自らの個人情報について、国民が1枚のカードで把握・確認できるようにするもの。国民はカードを通じて・・・
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2010年08月27日(金)
[少子高齢化] 厚労省データを用い、少子高齢化の地域特性を分析
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- 統計データで見た少子高齢社会(平成21年度少子高齢社会等調査検討事業に係る調査研究報告書)(8/27)《みずほ情報総研株式会社》
- 発信元:みずほ情報総研株式会社 カテゴリ: 調査・統計
構築されたデータベースは、人口、経済状態、労・・・
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2010年08月09日(月)
[医療情報] 「どこでもMY病院」など、医療情報化に関する調査方針示す
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政府がこのほど開催した、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の企画委員会で配付された資料。この日は、医療情報化などに関するタスクフォースの設置や調査の方針について議論された。
資料には、医療情報化に関するタスクフォースにおける調査の方針(案)が提示されている(p6参照)。調査方針(案)は、大きく(1)「どこでもMY病院」(自己医療・健康情報活用サービス)構想の実現(2)シームレスな地域連携医・・・
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2010年08月02日(月)
[医薬品] 医薬品安全に向けた医療データベースの構築、提言を取りまとめ
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- 電子化された医療情報データベースの活用による医薬品等の安全・安心に関する提言(日本のセンチネル・プロジェクト)について(8/25)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 安全対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
提言では、(1)医薬品の安全性評価等に関する現状と課題(2)医薬品のリスク・ベ・・・
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2010年08月02日(月)
[肝炎対策] テーラーメイド医療実現などの意見発表 肝炎対策協議会
- 厚生労働省が8月2日に開催した、肝炎対策推進協議会で配付された資料。この日は、委員から研究や取り組みなどについて発表が行われた。具体的には、(1)肝炎研究の現状と今後の展開(2)医療従事者と患者の相互連携による治療推進の取り組み(3)企業の取り組み(4)ウイルス性肝炎治療のための病気休暇等に関するアンケート―について、元国立感染症研究所所長や、慶應義塾大学看護医療学部教授など4名が参考人として発表を行っ・・・
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2010年07月29日(木)
[後発品] 後発医薬品使用促進についての積極的な活動を報告 GE薬協
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- 「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」の平成21年度末におけるGE薬協会員各社の達成状況について(7/29)《日本ジェネリック製薬協会》
- 発信元:日本ジェネリック製薬協会 カテゴリ: 医薬品・医療機器
アクションプログラムは、患者・医療関係者が安心してジェネリックを使用できるよう、(1)安定供給(2)品質確保(3)情報提供(4)使用促進に関わる環境整備(5)医療保険制度等―について、国および関係者の取組みを明らかにしたもの。GE薬・・・
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2010年07月22日(木)
[医薬品] 医薬品安全に向けた医療データベース構築、提言案の議論深まる
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厚生労働省が7月22日に開催した、医薬品の安全対策等における医療関係データベースの活用方策に関する懇談会で配付された資料。この日は、提言案の取りまとめに向けて議論を深めた。
「電子化された医療情報データベースの活用による医薬品等の安全・安心に関する提言案(日本のセンチネル・プロジェクト)」については、7月19日までパブリックコメントを受付けていた。資料では、寄せられた意見が紹介されている。セキュリテ・・・
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