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令和4年度オンライン資格確認等システムの基盤を活用した電子処方箋に関するモデル事業一式中間報告書(令和5年4月5日掲載) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001084255.pdf
出典情報 令和4年度オンライン資格確認等システムの基盤を活用した電子処方箋に関するモデル事業一式中間報告書(令和5年4月5日掲載)(4/5)《厚生労働省》
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問 電子処方箋でも紙の処方箋でも、重複投薬チェックを実施することで、どのような効果
がありましたか。
(複数回答)
最も多い回答はその他であり、
「まだ利用していない。」
「チェック結果が出たことがない。」と

の回答が多い。重複投薬の防止ができたという回答も多いが、自由記述を見ると具体的な重複投
薬の結果はまだ多くなく、重複投薬等チェックを実施した結果、重複投薬に該当せず問題なく処
方できたことを指していると推察される。
従来把握できなかった薬剤の把握ができたという回答も 19 名いるが、実際に薬剤情報を閲覧
した医師の声は多くなく、実情ではなく今後の期待を込めて回答している可能性もあるため精査
が必要である。



問 電子処方箋でも紙の処方箋でも、併用禁忌チェックを実施することで、どのような効果
がありましたか。
(複数回答)
併用禁忌が防止できたという回答が最も多いが併用禁忌についてはアラートが上がった実績も

ほとんどない。併用禁忌のチェックを実施し、アラートが上がっていないことから防止できたと
考えている人が多いと推察される。その他意見としては「アラートが出たことがない。」「まだ効
果を実感できていない。
」との声が多い。
また、従来把握できなかった薬剤の把握についても重複投薬と同様に実績はほとんどなく、今
後への期待として回答された可能性が高いため留意が必要だ。今後さらなる精査を行い、重複投
薬・併用禁忌のチェックの活用事例を収集する必要がある。

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