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資料1-3 初回ニーズ選定時の評価結果及び要望書 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32363.html
出典情報 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第35回 3/31)《厚生労働省》
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(別添様式 1 )
〇有効性

腫瘍に血液を供給する栄養動脈に抗がん剤を注入するとともに塞栓物質の注入に
より血流を途絶させがん組織を壊死に陥らせる治療法であり、カテーテル等の機
間や誘導画像機器等の進歩や技術の進歩により、腫瘍が存在する部位に対する超
選択的な治療が可能な場合が多くなっている。 原発性有計がんについては、中間期
(Gintermediate stage) 肝がんに対する様準的治療と位置づけられている。 本治療
については日本が世界をリードしてきた歴史があり、日本において標準化された
技術が世界の標準となっている。 腫瘍の血管の多宴、特性などに基づき、さまざ
まな種類の塞栓物質が工夫して使用されているが、局所麻酔で施行可能なため侵
襲も少ない。本邦においては、原発性肝がんに対する治療と して、上述のラジオ
波疾固療法とならび最も多く活用されている。ラジオ波凝固療法に比べ、やや進
行 した段階の肝がんに対し用いられるため、腫瘍の制御が目的とされるが、治癒
が得られる場合もある。

〇安全性

使用される抗がん剤に起因するもの、血管の塞栓による組織の虚血に起因するも
の、カテーテル挿入に起因するものなど多彩な合併症が報告されているが、治療
方法の詳細についてのガイ ドラインや学会による教育体制も充実しており、リス
クの最小化について十分な体制が敷かれている。
【出典】

・肝癌診療ガイドライン 2013 の抜粋 (日本肝臓学会編)

・がん放射線治療の基礎知識 (北里大学医学部放射線科学 (放射線腫瘍学) 早川和重)
・無水エタノールガイ ドライン (日本 IVR 学会編)

・]reatment of Liver Tumors with Lipiodo] TACE: Technical Recommendations from
Experts Opinion. Cardiovasc Intervent Radio1. 2016 Mar:39(3) :334-43.
3-4. 既存の治療方法の問題点
前述 した既存治療の問題点は以下のとおりである。
1 ) 外科的手術
腹腔鏡手術の普及などにより低侵襲化が進んでいるが、 全身麻酔下で施行されるた
め、愚者への侵襲性は高い。また、 適応が原則と して治癒が狙える範暗の進行度に
留まること、侵襲の程度から患者の全身状態や各種臓器機能が一定以上であること
が必須とされるため、対象が限定される。
2) 化学療法
楽剤に起因する種々の副作用があるため、治療期間中の患者の QOL の低下が免れな
い。また、一定の腫瘍縮小効果は得られても、薬剤耐性等により治療効果には明ら
かな限界があり、治癒に至る可能性はほとんどない。このため、治療による副作用
と期待される効果のバランスで治療適応を判断せざるを得ず、肝がん治療における
適応は限られている。
3 ) 粒子線治療
本治療装置は、 加速器から得た炭素イオン等の柱子線照射により、 極めて限定した
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