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(溶込)新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html
出典情報 「新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン」の改正について(周知)(1/6付 事務連絡)《厚生労働省》
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第 1 章 遺体の感染性に関する基本的な考え方
 遺体からの感染リスクについて
新型コロナウイルス感染症は、一般的には飛沫感染、接触感染、エアロゾル感染で感染しま
す。遺体においては、体内に感染性ウイルスが残存していても、呼吸や咳による飛沫感染やエ
アロゾル感染のおそれはありませんが、接触感染、搬送時等の体液等の漏出に伴う感染に注
意する必要があります。しかしながら、遺体に適切な感染対策(清拭及び鼻、肛門等への詰め
物や紙おむつの使用等により体液等の漏出予防を行うこと等)を講ずることにより、遺体か
らの感染リスクは極めて低くなり、通常の遺体と同様に取り扱うことができます。
WHO のガイダンス(令和 2 年 9 月 4 日版)でも、遺体の曝露から感染するという根拠はな
いとされております。
また、生存している場合、感染者からの感染は、発症日から 10 日間経過した後(無症状者
では検体採取日から 10 日間を経過した後)はほぼ起こらないことから、感染予防策を実施す
る期間が定められています。感染予防策を実施する期間を満了した後に亡くなられた場合の
遺体は、通常の遺体と同様に取り扱うことができます。
(参考)
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」より抜粋

(参考)厚生労働省:新型コロナウイルスに関する Q&A(一般の方向け)
2 新型コロナウイルスについて
問 2「新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

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