よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(新旧)新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html
出典情報 「新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン」の改正について(周知)(1/6付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和 5 年 1 月 6 日(金)




2-2. エンゼルケア(死後処置)

2-2. エンゼルケア(死後処置)

◆対応のポイント

◆対応のポイント

○ 医療従事者等及び遺体等を取り扱う事業者の方には、最期の場面にふ
さわしい容貌となるように、可能な範囲で配慮をお願いします。

○ 現時点において、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方の
整容を行う事業者はほとんどいません。医療従事者の方には、非透過

○ 感染予防策を実施する期間を満了する前に亡くなられた遺体に、清拭

性納体袋に収容するまでが遺体の整容を行える最後の機会であるこ
とを考慮し、最期の場面にふさわしい容貌となるように、可能な範囲

及び鼻、肛門等への詰め物や紙おむつの使用等により体液等の漏出予

で配慮をお願いします。

防を行うようお願いします(通常の遺体と同様に取り扱うことができ
るようになり、納体袋に収容する必要がなくなります。以降の取扱い
は、清拭及び鼻、肛門等への詰め物や紙おむつの使用等により体液等
の漏出予防が行われていることを前提としています。


※ ただし、遺体の状況により納体袋の使用をお願いいたします。損傷が激しい遺
体、解剖後の遺体等、体液漏出のリスクが非常に高いと想定される場合は、納体
袋をご使用ください。
(使用方法は別添3参照)
※ 感染予防策を実施する期間を満了した後に亡くなられた場合の遺体は、通
常の遺体と同様に取り扱うことができます。



遺体からの感染リスクへの対応:

○ 遺体からの感染リスクへの対応:

・感染予防策を実施する期間を満了する前に亡くなられた遺体は、ケア
中に漏出・飛散し得る体液等との接触リスクが想定されますので、ケ
アを担当される方は新型コロナウイルス感染者に接する場合に準じ
た対応※が必要です。
※ サージカルマスク、手袋、使い捨ての長袖ガウン、眼の防護具(フェイス
シールド又はゴーグル)を着用
※ 感染予防策を実施する期間を満了した後に亡くなられた場合の遺体は、通
常の遺体と同様に取り扱うことができます。

○ 人からの感染リスクへの対応:
・体調不良時のオンライン等の活用、三つの密(密閉・密集・密接)
の回避、人と人との距離の確保、場面に応じたマスクの着用、手洗
い等の手指衛生、換気等の基本的な感染対策を徹底してください。

16 / 52

ケア中に漏出・飛散し得る体液等との接触リスクが想定されますので、
ケアを担当される方は個人防護具〔サージカルマスク、手袋、長袖ガ
ウン、目の防護具(フェイスシールド又はゴーグル)
〕の着用をお願い
します。