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参考資料1 意見のとりまとめ(案) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29978.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第21回 12/23)《厚生労働省》
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囲で、各二次医療圏の目標医師数を設定する。
○ 医師少数区域の目標医師数は、現ガイドラインに引き続き、計画
期間終了時の医師偏在指標の値が、計画期間開始時の全二次医療圏
の医師偏在指標の下位1/3に相当する医師偏在指標に達するために
必要な医師数とする。ただし、計画期間開始時に既に下位1/3に達
するために必要な医師数を達成している場合は、原則として、目標
医師数は計画開始時の医師数を設定上限数とする。
○ 医師少数区域以外の目標医師数は、原則として、計画開始時の医
師数を設定上限数とする。ただし、今後の医療需要の増加が見込ま
れる地域では、厚生労働省が参考として提示する「計画終了時に計
画開始時の医師偏在指標を維持するための医師数」を踏まえ、その
数を設定上限数とする。
○ なお、地域で必要とされる医療が提供される必要があることか
ら、医療提供体制の維持を考慮し、目標医師数の設定を行う。
(4) 医学部における地域枠・地元出身者枠の設定・取組等
① 見直しの方向性
○ 都道府県は、安定した医師確保を行うため、地域枠に加えて地元
出身者枠についても、恒久定員内への設置を進めるとともに、地域
枠等の医師のキャリア形成を支援する。


具体的な内容
○ 医学部定員の減員に向け、医師養成数の方針について検討が求め
られてきた中、安定した医師確保を行うため、都道府県は、地域枠
に加え、柔軟に運用できる地元出身者枠の恒久定員内への設置につ
いて、積極的に大学と調整を行うこととする。
○ 特に医師少数県においては、自県内に所在する大学への積極的な
地域枠の設置に加えて、地元出身者を対象として他県に所在する大
学にも地域枠を設置し、卒前からキャリア形成に関する支援を行う
ことで、医師確保を促進する。
○ 都道府県、大学、関係機関が連携して、キャリアコーディネータ
ー等を活用しながら、キャリア形成卒前支援プランを通して学生時
代から地域医療に従事・貢献する医師としての姿勢等を涵養し、各
都道府県・大学等における地域医療を担う医師養成の観点から有効
な取組について、情報共有を行う機会を定期的に設けることとす
る。
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