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資料3 意見のとりまとめ(たたき台) (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29343.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第19回 11/24)《厚生労働省》
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○ 特に医師少数県においては、自県内に所在する大学への積極的な
地域枠の設置に加えて、地元出身者を対象として他県に所在する大
学にも地域枠を設置し、卒前からキャリア形成に関する支援を行う
ことで、医師確保を促進する。
○ 都道府県、大学、関係機関が連携して、キャリアコーディネータ
ー等を活用しながら、キャリア形成卒前支援プランを通して学生時
代から地域医療に従事・貢献する医師としての姿勢等を涵養し、各
都道府県・大学等における地域医療を担う医師養成の観点から有効
な取組について、情報共有を行う機会を定期的に設けることとす
る。
○ 都道府県は、大学及び地域の医療機関等と連携し、医師少数区域
等における医師確保が必要な診療科や医師数に加え、医師のキャリ
ア形成の視点から医療機関の指導体制等についても十分に把握した
上で、地域医療対策協議会で協議を行い地域枠の医師の配置を検討
することで、地域枠の医師がキャリア形成をしつつ地域医療に従事
しやすい仕組みを構築することとする。
(5) 産科・小児科医師偏在指標
① 見直しの方向性
○ 産科医師偏在指標及び小児科医師偏在指標の精緻化を行う。


具体的な内容
○ 産科の医師偏在指標は、実際に分娩を取り扱う産科医師とするこ
とが望ましいため、算出に用いる医師数は、現行の「産科・産婦人
科医師数」を「分娩取扱医師数」と変更し、三師統計において「過
去 2 年以内に分娩の取扱いあり」と回答した医師のうち、日常的に
分娩を取り扱っていると考えられる、産婦人科・産科・婦人科を主
たる診療科と回答した医師数を用いる。また、指標の名称を「産科
医師偏在指標」から「分娩取扱医師偏在指標」と変更する。
○ 分娩取扱医師偏在指標及び小児科医師偏在指標も(1)の医師偏
在指標と同様に、三師統計で異なる医療圏の従たる従事先を記載し
ている医師については、主たる従事先で 0.8 人、従たる従事先で
0.2 人として算出する。

(6) 医師確保計画の効果の測定・評価
① 見直しの方向性
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