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資料3 意見のとりまとめ(たたき台) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29343.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第19回 11/24)《厚生労働省》
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具体的な内容
○ 医師少数都道府県の目標医師数は、現ガイドラインに引き続き、
計画期間終了時の医師偏在指標が、計画期間開始時の全都道府県の
医師偏在指標の下位1/3に相当する医師偏在指標に達するために必
要な医師数とする。
○ 医師少数都道府県以外は、現ガイドラインに引き続き、目標医師
数を既に達成しているものとして取り扱うが、下記に記載する自県
の二次医療圏の設定上限数の合計が、都道府県の計画開始時の医師
数を上回る場合は、都道府県の計画開始時の医師数を上回らない範
囲で、各二次医療圏の目標医師数を設定する。
○ 医師少数区域の目標医師数は、現ガイドラインに引き続き、計画
期間終了時の医師偏在指標の値が、計画期間開始時の全二次医療圏
の医師偏在指標の下位1/3に相当する医師偏在指標に達するために
必要な医師数とする。ただし、計画期間開始時に既に下位1/3に達
するために必要な医師数を達成している場合は、原則として、目標
医師数は計画開始時の医師数を設定上限数とする。
○ 医師少数区域以外の目標医師数は、原則として、計画開始時の医
師数を設定上限数とする。ただし、今後の医療需要の増加が見込ま
れる地域では、厚生労働省が参考として提示する「計画終了時に計
画開始時の医師偏在指標を維持するための医師数」を踏まえ、その
数を設定上限数とする。
○ なお、地域で必要とされる医療が提供される必要があることか
ら、医療提供体制の維持を考慮し、目標医師数の設定を行う。

(4) 医学部における地域枠・地元出身者枠の設定・取組等
① 見直しの方向性
○ 都道府県は、安定した医師確保を行うため、地域枠に加えて地元
出身者枠についても、恒久定員内への設置を進めるとともに、地域
枠等の医師のキャリア形成を支援する。


具体的な内容
○ 医学部定員の減員に向け、医師養成数の方針について検討が求め
られてきた中、安定した医師確保を行うため、都道府県は、地域枠
に加え、柔軟に運用できる地元出身者枠の恒久定員内への設置につ
いて、積極的に大学と調整を行うこととする。
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