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資料3 意見のとりまとめ(たたき台) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29343.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第19回 11/24)《厚生労働省》
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(医療、障害福祉・介護その他のサービスを切れ目なく受けられる体制
の整備)

精神科医療の提供体制の充実には、精神保健に関する「本人の困
りごと等」への支援を行う平時の対応を充実する観点と、精神科救
急医療体制整備をはじめとする精神症状の急性増悪や精神疾患の急
性発症等による患者の緊急のニーズへの対応を充実する観点が必要
である。平時においては、かかりつけの医療機関に通院し、障害福
祉・介護その他のサービスを利用しながら、本人の希望に応じた暮
らしを支援するとともに、患者の緊急のニーズへの対応において
は、入院治療(急性期)へのアクセスに加え、受診前相談や入院外
医療(夜間・休日診療、電話対応、在宅での診療、訪問看護等)に
ついて、都道府県等が精神科病院、精神科訪問看護を行う訪問看護
事業所等と連携しながら必要な体制整備に取り組むことが望まし
い。

また、精神障害の有無や程度にかかわらず、地域で暮らすすべて
の人が、必要な時に適切なサービスを受けられるよう、精神障害に
も対応した地域包括ケアシステムの構築を推進する観点から、医療
計画、障害福祉計画、介護保険事業(支援)計画が相互に緊密に連
携し、医療、障害福祉・介護、住まい、就労等の社会参加、地域の
助け合い、教育・普及啓発が包括的に確保された体制を整備してい
くことが重要となる。

なお、精神疾患の医療体制の構築に係る指針の策定に当たって
は、新型コロナウイルス感染症をはじめとする新興感染症について
も勘案することが望まれる。
③ 指標の見直し(例)
・ 都道府県及び市町村における精神保健福祉の相談支援に専従してい
る職員数、相談支援の実施件数
・ 心のサポーター養成研修の実施回数、修了者数
・ 在宅精神療法又は精神科在宅患者支援管理料を算定した患者数
・ 精神科訪問看護・指導料又は精神科訪問看護指示料を算定した患者

2 6事業
(1)救急医療
① 見直しの方向性
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