よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3 意見のとりまとめ(たたき台) (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29343.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第19回 11/24)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

握するとともに、紹介受診重点医療機関の機能・役割も踏まえた、地域
における外来医療提供体制の在り方について、検討を行うこととする。
Ⅳ 医師確保計画策定ガイドラインに関する事項
(1) 医師偏在指標
① 見直しの方向性
○ 医師偏在指標の精緻化を行う。
○ 都道府県が地域の実情に応じた施策を検討する際の参考となるよ
う、国が新たに勤務施設別(病院及び診療所)の医師偏在指標を参
考資料として都道府県に提示する。
② 具体的な内容
(複数の医療機関に勤務する医師の取扱い(三師統計の「従たる従事
先」の反映))
○ 医師偏在指標の算定式における「性年齢階級別医師数」の算出に
当たっては、複数の医療機関に勤務する医師の取扱いについて、医
師偏在指標の精緻化を図る観点から見直す。
○ 具体的には、三師統計で「従たる従事先」に主たる従事先とは異
なる医療圏に所在する医療機関を記載している医師について、その
状況を踏まえ、主たる従事先で 0.8 人、従たる従事先で 0.2 人とし
て算出する。
(医師偏在指標の算定で用いる受療率及びその時点)
○ 現在は全国受療率を用いて医師偏在指標を算出している。都道府
県別受療率を用いた場合、受療率が高い都道府県で更に多くの医師
を配置する必要性が生じることとなり、地域偏在の解消が進まなく
なる恐れがあることから、次期医師偏在指標においても、現在の医
療提供体制が維持できるよう十分配慮をした上で、引き続き全国受
療率を用いる。
○ 令和2年の患者調査は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて
いると考えられる。今後の受療率の見通しの予想は困難であり、現
時点においては、少なくとも新型コロナウイルス感染症の影響を受
けていない平成 29 年の患者調査を用いて医師偏在指標を算出する。
(勤務施設別の医師偏在指標)
○ 都道府県単位及び二次医療圏単位では引き続き従前の医師偏在指
標(上記の内容を反映したもの)を用いて、医師少数区域・医師多
27