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【資料No.1】2.5_臨床に関する概括資料 (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29325.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第5回 11/22)、医薬品第二部会(令和4年度第13回 11/22)(合同開催)《厚生労働省》
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S-217622

図 2.5.4.1-2

2.5 臨床に関する概括評価

各時点における SARS-CoV-2 のウイルス力価 (平均値 ± 標準偏差):Phase 2b
Part (ITT1 集団)

<Phase 2a Part>
Phase 2a Part の主要評価項目である軽症/中等症及び無症候の SARS-CoV-2 感染者 (mITT 集
団) での各時点における SARS-CoV-2 のウイルス力価のベースラインからの変化量を表
2.5.4.1-9 に示す.
軽症/中等症及び無症候の SARS-CoV-2 感染者を併せた全集団において,ウイルス力価のベー
スラインからの変化量 (log10 [TCID50/mL]) の平均値 (SD) は,
Day 2 で 375/125 mg 群−1.05 (1.17),
750/250 mg 群−2.03 (1.21),プラセボ群−0.86 (0.93) (以下同順) であり,Day 4 で−2.42 (1.42),−2.81
(1.21),−1.54 (0.74),Day 6 で−2.56 (1.35),−2.76 (1.19),−2.08 (0.91) であった.ウイルス力価の
ベースラインからの変化量は,Day 2 時点でプラセボ群と比較して 750/250 mg 群で 1 log10
(TCID50/mL) の減少 (−2.03 – [−0.86] = −1.17) を,
Day 4 時点でプラセボ群と比較して 375/125 mg
群及び 750/250 mg 群の両群で約 1 log10 (TCID50/mL) の減少 (それぞれ−2.42 – [−1.54] = −0.88,
−2.81 – [−1.54] = −1.27) を示した.375/125 mg 群では Day 6 で全例ウイルス力価が検出下限値未
満まで減少した.
軽症/中等症の SARS-CoV-2 感染者におけるウイルス力価のベースラインからの変化量
(log10 [TCID50/mL]) の平均値 (SD) は,Day 2 で 375/125 mg 群−1.13 (1.22),750/250 mg 群−1.92
(1.25),プラセボ群−0.87 (0.99) (以下同順) であり,Day 4 で−2.43 (1.43),−2.83 (1.28),−1.63 (0.75),
Day 6 で−2.59 (1.35),−2.78 (1.26),−2.12 (0.99) であった.ウイルス力価のベースラインからの
変化量は,Day 2 時点でプラセボ群と比較して 750/250 mg 群で約 1 log10 (TCID50/mL) の減少
(−1.92 – [−0.87] = −1.05) を,Day 4 時点でプラセボ群と比較して 375/125 mg 群及び 750/250 mg
群 の 両 群 で 約 1 log10 (TCID50/mL) の 減 少
−2.83 – [−1.63] = −1.20) を示した.
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( そ れ ぞ れ −2.43 – [−1.63] = −0.80 ,