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資料2-3 重篤副作用疾患別対応マニュアル 抗がん剤による口内炎(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00004.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第14回 9/15)《厚生労働省》
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抗がん剤による口内炎
別 名:口内炎(抗がん剤投与による)
英語名:Chemotherapy-induced oral mucositis (stomatitis)

A.患者の皆様へ
ここで紹介している副作用は、気づかずに放置していると重くなり健康に影響を及ぼす
こともあるので、早めに「気づいて」対処することが大切です。そこで、より安全な治療
を行う上でも本マニュアルを参考に、患者さんご自身、またはご家族に副作用の黄色信号
として「副作用の初期症状」があることを知っていただき、気づいたら医師、歯科医師ま
たは薬剤師に相談してください。

抗がん剤治療にともなう口内炎は薬による直接的な作用
と抵抗力の低下による細菌などの感染により発生します。発
生頻度は 30〜40%と比較的高い副作用ですが、重くなると治
療の継続に悪影響を及ぼすこともあります。抗がん剤治療中
に次のような症状がみられた場合には、放置せずに、すみや
かに医師、歯科医師あるいは薬剤師に連絡してください。
「口のなかの痛み・出血・熱いものや冷たいものがしみる」、
「口の乾燥、口のなかが赤くなったり腫れる」、
「口が動かし
にくい」、「ものがのみこみにくい」、「味がかわる」

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