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費-4 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182080_00006.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第55回 8/4)《厚生労働省》
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医療機器の特性に起因する評価上の課題

①RCTが少ないためエビデンス選定の工夫が必要


海外のHTA審査機関は、RCT以外の多様なエビデンスを用いて医療機器の
評価を行っている
RCTが使用された割合は、医薬品では9割超だが医療機器では7割未満
– 非無作為化比較試験や観察研究が使用された割合は、医療機器では
医薬品の3倍以上


海外HTAでRCTが使われた割合*1
100%

94%

80%

67%

60%
40%
20%

海外HTAで評価されたエビデンスの種類別件数*1
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0

17

18

3倍

Drug (N = 18)

4.3倍

4

3
1

Non-RCTs

Observational
studies

Evidence
synthesis

2

Other

Device (N = 27)

Drug (N = 18)
*1

8
6

RCTs

0%

13

12

Device (N = 27)

EUの資金によって医療機器のHTAの枠組みを研究するために実施されたMedtecHTAプロジェクトの一環として行われた研究結果。2003年~2014年に報告された心血
管領域の医薬・医療機器に関する技術評価報告書(英文)について検討したもの。

出所: Ciani, O. et al. Linking the Regulatory and Reimbursement Processes for Medical Devices: The Need for Integrated Assessments. Health
Econ. 26(Suppl. 1): 13–29 (2017)

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