よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2-1 令和3年度厚生労働科学研究費補助金(政策科学総合研究事業臨床研究等ICT 基盤構築・人工知能実装研究事業)AI を活用した医療機器の開発・研究におけるデータ利用の実態把握と課題抽出に資する研究(21AC0701)研究班における検討結果(概要) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26018.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会 遺伝子治療等臨床研究における個人情報の取扱いの在り方に関する専門委員会(第7回 6/2)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

仮名加工情報の利活用;医薬品医療機器等法における性能評価(承認審査)

16

個人情報保護法に主眼をおきつつ、生命・医学系指針の関係、また医薬品医療機器等法の関係に着目し、
それらの課題を俯瞰的に抽出し、『現行制度下において可能な方策と今後解消すべき課題』を明確化
データ利活用

被験者保護と研究の適正な推進

品質、安全性及び有効性

個人情報保護法

生命・医学系指針

医薬品医療機器等法

〇 医薬品医療機器等法における性能評価(承認審査)
医薬品医療機器等法上におけるAI医療機器の性能評価(承認審査)においては、「人工知能の学習等(出力の
閾値等も含む)を終えた最終的なモデルが、その目的を達成するために必要となる性能を有するか否か」という
モデルから出力される結果の妥当性を評価しており、学習データやバリデーションデータ、またテストデータに匿
名加工情報を利用したか否か、仮名加工情報を利用したか否かなどの個人情報保護法上の情報種別につい
て評価はしていない。

従って、医薬品医療機器等法上におけるAI医療機器の性能評価(承認審査)におい
ては、仮名加工情報を利用すること自体に大きな課題は見られない