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参考資料3 厚生労働科学研究の成果に関する評価(令和6年度報告書) (24 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74208.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会(第23回 7/1)《厚生労働省》 |
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令和6年度
がん政策研究事業「成果に関する評価」
(610,842 千円)
1.研究事業の概要
本研究事業は「第4期がん対策推進基本計画」及び「がん研究 10 か年戦略(第5次)」
を踏まえ、「がん予防」、「がん医療」、「がんとの共生」の観点に立ち、患者・社会と
協働するがん研究を念頭において、がん対策に関するさまざまな政策的課題を解決する研
究、各分野の取組やがん対策全体の評価に資する研究を推進している。
2.研究事業の成果
遺伝性腫瘍の患者及び未発症血縁者に対する医療の標準化に向けて、遺伝性腫瘍多遺伝
子パネル検査等でみられる遺伝性腫瘍に関する病的バリアントについて、開示推奨度や対
応方針をまとめ、診断、治療等、診療を標準化するための指針がとりまとめられた。アピ
アランスケアに関する相談支援・情報提供体制の構築に向けて、相談支援や情報提供の効
果・問題点などについて検証し、アピアランスケア実装のためのワークブックが作成され
た。一方、希少がん及び小児がんの臨床試験・治験等に関する医療従事者と患者の情報リ
テラシーの向上に向けては、一般的な腫瘍内科を受診する患者の情報リテラシー向上が成
果として得られたが、希少がん・小児がんに特化しての解析については不十分な成果であ
った。
3.成果の評価
遺伝性腫瘍に関する患者及び未発症血縁者に対する医療の標準化のためのエビデンス
の整理により遺伝学的検査を臨床現場に広く導入するために必要な遺伝性腫瘍に関する
診断、治療等、診療を標準化するための指針がまとめられた。また、アピアランスケアに
関する相談支援・情報提供体制の構築では、アピアランスケア実装のために必要な内容を
示した成果がまとめられるなど、がん対策を推進する上で必要性・重要性の高い研究を推
進し、着実な成果を上げている。今後も「第4期がん対策推進基本計画」等を踏まえて、
総合的かつ計画的に研究を展開し、がん対策の着実な推進に資するよう本研究事業を行っ
ていくべきである。また、第4期基本計画に基づく各検討会等における議論結果や、医療
の進展に伴う新たな課題、がん研究の最新動向、医療従事者及びがん患者をはじめとする
国民のニーズを踏まえ、妥当な研究計画・実施体制・目標管理のもと、効率的に研究が進
められ、多くの成果が得られている。
4.改善すべき点及び今後の課題
「第4期がん対策推進基本計画」において掲げられた「がん予防」、「がん医療」、「が
んとの共生」の3本の柱における諸課題の解決に向け、「がん研究 10 か年戦略(第5次)」
を踏まえ、「遺伝性腫瘍に関する患者及び未発症血縁者に対する医療の標準化」、「アピ
アランスケアに関する相談支援・情報提供体制の構築」等、一層の研究開発が必要とされ
る分野について重点的に推進すべきである。一方、「希少がん及び小児がんの臨床試験・
治験等に関する医療従事者と患者の情報リテラシーの向上」では、希少がん等を対象とす
る他研究班との連携が不十分であるなどの課題も見られた。今後、希少がんの政策に係る
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がん政策研究事業「成果に関する評価」
(610,842 千円)
1.研究事業の概要
本研究事業は「第4期がん対策推進基本計画」及び「がん研究 10 か年戦略(第5次)」
を踏まえ、「がん予防」、「がん医療」、「がんとの共生」の観点に立ち、患者・社会と
協働するがん研究を念頭において、がん対策に関するさまざまな政策的課題を解決する研
究、各分野の取組やがん対策全体の評価に資する研究を推進している。
2.研究事業の成果
遺伝性腫瘍の患者及び未発症血縁者に対する医療の標準化に向けて、遺伝性腫瘍多遺伝
子パネル検査等でみられる遺伝性腫瘍に関する病的バリアントについて、開示推奨度や対
応方針をまとめ、診断、治療等、診療を標準化するための指針がとりまとめられた。アピ
アランスケアに関する相談支援・情報提供体制の構築に向けて、相談支援や情報提供の効
果・問題点などについて検証し、アピアランスケア実装のためのワークブックが作成され
た。一方、希少がん及び小児がんの臨床試験・治験等に関する医療従事者と患者の情報リ
テラシーの向上に向けては、一般的な腫瘍内科を受診する患者の情報リテラシー向上が成
果として得られたが、希少がん・小児がんに特化しての解析については不十分な成果であ
った。
3.成果の評価
遺伝性腫瘍に関する患者及び未発症血縁者に対する医療の標準化のためのエビデンス
の整理により遺伝学的検査を臨床現場に広く導入するために必要な遺伝性腫瘍に関する
診断、治療等、診療を標準化するための指針がまとめられた。また、アピアランスケアに
関する相談支援・情報提供体制の構築では、アピアランスケア実装のために必要な内容を
示した成果がまとめられるなど、がん対策を推進する上で必要性・重要性の高い研究を推
進し、着実な成果を上げている。今後も「第4期がん対策推進基本計画」等を踏まえて、
総合的かつ計画的に研究を展開し、がん対策の着実な推進に資するよう本研究事業を行っ
ていくべきである。また、第4期基本計画に基づく各検討会等における議論結果や、医療
の進展に伴う新たな課題、がん研究の最新動向、医療従事者及びがん患者をはじめとする
国民のニーズを踏まえ、妥当な研究計画・実施体制・目標管理のもと、効率的に研究が進
められ、多くの成果が得られている。
4.改善すべき点及び今後の課題
「第4期がん対策推進基本計画」において掲げられた「がん予防」、「がん医療」、「が
んとの共生」の3本の柱における諸課題の解決に向け、「がん研究 10 か年戦略(第5次)」
を踏まえ、「遺伝性腫瘍に関する患者及び未発症血縁者に対する医療の標準化」、「アピ
アランスケアに関する相談支援・情報提供体制の構築」等、一層の研究開発が必要とされ
る分野について重点的に推進すべきである。一方、「希少がん及び小児がんの臨床試験・
治験等に関する医療従事者と患者の情報リテラシーの向上」では、希少がん等を対象とす
る他研究班との連携が不十分であるなどの課題も見られた。今後、希少がんの政策に係る
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