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資料3 「がんの緩和ケアに係る部会」からの報告 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25736.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会(第6回 5/18)《厚生労働省》
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「がんの緩和ケアに係る部会」における検討の結果
第2回:診断時の緩和ケアの課題

「診断時からの緩和ケア」に求められる対応について




「診断時からの緩和ケア」について、明確化された定義や本部会で検討された内容を関係者が理解できるような形で周知する。
治療の各段階において、身体的苦痛、精神的苦痛、および社会的苦痛の緩和のため、誰が如何なる役割を果たすことが求めら
れるか、具体的に検討する。
特に、診断時からの緩和ケアでは、身体的苦痛等への対応のみならず、海外で「がんへの適応(coping with cancer)」とし
て心理社会的支援として扱われる対応等が含められていることを強調し、理解の促進を図る。

告知時における対応について、緩和ケアの観点から十分な質が確保できていないのではないか
告知時の面接において、望ましい体制や内容について明らかにし、当該内容を踏まえ、使用する資材についての情報提供を行
う。
 告知時の面接において伝えるべき内容として、

告知後の精神心理的なケアの必要性や、緩和ケアチームにおいて精神心理的なケアが可能であること

現時点で病状について何が分かっており、何が分かっていないのか、また治療方針や治療成績など患者教育に資するこ

を含める。


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