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資料3 「がんの緩和ケアに係る部会」からの報告 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25736.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会(第6回 5/18)《厚生労働省》
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別紙2
病状、治療方針とあわせて、医療チームからお伝えしたいこと
これから、この病気と向き合っていかれるために、私たち医療スタッフは、あなたとご家族の力になりたいと
考えています。
診断された時からあなたを支える仕組みがあります。このことは法律に「診断時からの緩和ケア」として
明記されています。
☐ 痛みがあるなど体調が優れないときは担当医・看護師・薬剤師など、医療スタッフにお伝えください。
痛みやだるさなどにしっかりと対応し、生活のペースを守ることは、治療を無理なく進める上で大事な
ことです。困っていることや気になることは、遠慮なくお話しください。
☐ がんの治療は時間をかけて行います。治療を続ける上で、仕事や家庭、普段の生活にも心を配る
ことが大切です。体調のことだけでなく、心配なこと、不安なことがあれば、何でもお声がけください。
医療スタッフと相談をする場を設けることもできます。
各病院の相談窓口、がん診療連携拠点病院などに設置される相談支援センターで「治療や生活に
関連した相談や情報提供」をしています。
☐ 仕事を続けながら治療を受けるためのさまざまな支援制度があります。
☐ 同じ経験をもつ患者さんの話を聞くことで、気持ちが軽くなります。また、治療や生活の負担を減ら
す工夫を知ることもできます。
☐ 治療の方針に迷いや不安がある時には、セカンドオピニオン制度*を利用できます。
*担当医以外の医師(他の病院も含め)に意見を求めることができる制度
※あなたが日々よりよく暮らせるために、病気に伴う痛みやつらさをやわらげることを「緩和ケア」と言います。
日本では法律に基づき、診断の時から治療とあわせて緩和ケアを進めています。(がん診療連携拠点
病院等の場合、以下続く)当院は、国が定めた基準に準拠した支援体制を整備しています。
上記内容を患者さん・ご家族に説明しました。

医師




看護師

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