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【参考資料3】麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026年第一版) (6 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72452.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第103回 4/22)《厚生労働省》 |
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国立健康危機管理研究機構
国立感染症研究所. 麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026 年第一版)
クに関連していた 31)。特にサウスカロライナ州は最も多く 3 月 3 日までに 990 例が報告さ
れ、うち 945 例(95%)は麻しん含有ワクチン未接種または接種歴不明の症例であった 32)。
カナダでは、2024 年 10 月に国外からの輸入症例に端を発したニューブランズウィック州
での流行を機に、ワクチン接種歴の低い地域を中心に持続的な国内感染が確認された。2024
年には 146 例、2025 年には 5,081 例の麻しん確定症例が確認され、2025 年 10 月には 1998
年以降維持してきた麻しん排除ステータスを喪失した 33)34)。メキシコにおいては、3 月 18
日時点 7,403 例の確定症例が確認され、特に米国との国境周辺の地域や人口の多い地域を中
心とする報告とされている 35)。
また、2025 年 9 月には欧州地域においても、イギリスやオーストリアを含む 6 か国におい
て、排除ステータスを喪失し、WHO 欧州地域麻しん・風しん排除認定委員会は、高い予防
接種実績を有してきた国を含む一部の加盟国において、麻しん排除認定が失われたことへの
強い懸念を示している 36)。
2024 年の世界全体の麻しん含有ワクチン 1 回目接種(MCV1)の接種率は 84%であり、
COVID-19 パンデミック前の水準より低い状態が続いている。また、2 回目接種(MCV2)
の接種率は 76%であり 37)、2000 年以降では最高水準となったが、麻しんに対する集団免疫
の獲得に必要な 2 回の麻しん含有ワクチン接種率 が 95%以上に達しておらず、感受性者の
蓄積により更なる麻しん症例が発生することが懸念されている 38)。
図 4. 世界の麻しん症例報告数(2021 年~2026 年)
WHO. Measles and Rubella Global Update March 2026
(https://immunizationdata.who.int/global?topic=Provisional-measles-and-rubelladata&location)より引用
©Japan Institute for Health Security, Tokyo, Japan, 2026
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国立感染症研究所. 麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026 年第一版)
クに関連していた 31)。特にサウスカロライナ州は最も多く 3 月 3 日までに 990 例が報告さ
れ、うち 945 例(95%)は麻しん含有ワクチン未接種または接種歴不明の症例であった 32)。
カナダでは、2024 年 10 月に国外からの輸入症例に端を発したニューブランズウィック州
での流行を機に、ワクチン接種歴の低い地域を中心に持続的な国内感染が確認された。2024
年には 146 例、2025 年には 5,081 例の麻しん確定症例が確認され、2025 年 10 月には 1998
年以降維持してきた麻しん排除ステータスを喪失した 33)34)。メキシコにおいては、3 月 18
日時点 7,403 例の確定症例が確認され、特に米国との国境周辺の地域や人口の多い地域を中
心とする報告とされている 35)。
また、2025 年 9 月には欧州地域においても、イギリスやオーストリアを含む 6 か国におい
て、排除ステータスを喪失し、WHO 欧州地域麻しん・風しん排除認定委員会は、高い予防
接種実績を有してきた国を含む一部の加盟国において、麻しん排除認定が失われたことへの
強い懸念を示している 36)。
2024 年の世界全体の麻しん含有ワクチン 1 回目接種(MCV1)の接種率は 84%であり、
COVID-19 パンデミック前の水準より低い状態が続いている。また、2 回目接種(MCV2)
の接種率は 76%であり 37)、2000 年以降では最高水準となったが、麻しんに対する集団免疫
の獲得に必要な 2 回の麻しん含有ワクチン接種率 が 95%以上に達しておらず、感受性者の
蓄積により更なる麻しん症例が発生することが懸念されている 38)。
図 4. 世界の麻しん症例報告数(2021 年~2026 年)
WHO. Measles and Rubella Global Update March 2026
(https://immunizationdata.who.int/global?topic=Provisional-measles-and-rubelladata&location)より引用
©Japan Institute for Health Security, Tokyo, Japan, 2026
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