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【参考資料3】麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026年第一版) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72452.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第103回 4/22)《厚生労働省》
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国立健康危機管理研究機構

国立感染症研究所. 麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026 年第一版)

図 3.年齢/年齢群別の麻疹抗体保有状況、2024 年
国立感染症研究所、感染症流行予測調査グラフより引用
(https://id-

info.jihs.go.jp/surveillance/nesvpd/graph/2024/measles/seroprevalence/index.html)


世界の麻しん発生状況
WHOの集計によると、2019 年の 541,401 例と比較し、2020 年は 93,840 例、2021 年は

59,619 例と報告数は大きく減少したが、2022 年は 176,408 例、2023 年は 321,876 例、2024
年は 359,450 例と増加し、2025 年には 276,240 例が報告された(図 4)。2026 年は 3 月 18
日時点で 30,557 例であり、近年の主な報告地域は、米州地域(AMR)、アフリカ地域(AFR)、
南東アジア地域(SEAR)の 3 地域で、全体の 74%を占める 25)。なお、直近 6 か月間(2025
年 8 月から 2026 年 1 月)における世界の麻しん症例報告数の上位 10 か国はインド、アンゴ
ラ、インドネシア、イエメン、パキスタン、カメルーン、メキシコ、スーダン、カザフスタ
ン、ラオスであり、訪日外客数が多い東南アジアの国々においても麻しんの流行が報告され
ていることがわかる。
特にインドネシアでは、2025 年は 17,204 例の麻しん症例が報告されており、2024 年の
7,191 例を大きく上回った 25)。2025 年 8 月には東ジャワ州で大規模な流行が確認され、診断
の遅れやワクチン接種率の低さが要因とされた 29)。2026 年も報告は急増し、第 7 週時点で
疑い例 8,224 例が報告された 30)。
2000 年に麻しん排除が達成された米国では、2025 年には 2019 年以降最も多い 2,285 例
(うち死亡 3 例)が報告された。2026 年 1 月 1 日から 3 月 26 日までに 1,575 例(うち死亡
0 例)が報告され、2025 年を上回るペースで増加している。これらのうち 1,483 例(94%)
はアウトブレイクに関連しており、うち 1,124 例は 2025 年から継続しているアウトブレイ
©Japan Institute for Health Security, Tokyo, Japan, 2026
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