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【参考資料3】麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026年第一版) (3 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72452.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第103回 4/22)《厚生労働省》 |
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国立健康危機管理研究機構
国立感染症研究所. 麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026 年第一版)
例)、フィンランド/イタリア/フランス(1 例)であった。2024 年 21)および 2025 年 22)
は、ベトナム・タイを推定感染地域とする報告が中心であったのに対し、2026 年はこれまで
インドネシアを推定感染地域とする報告が多かった。
年齢分布としては、2026 年の届出症例のうち、10 代が 32%(44 例)で最も多く、次いで
20 代 25%(35 例)、30 代 18%(25 例)、40 代 14%(19 例)であった。
(図 2)。
麻しん含有ワクチン接種歴*は、なしが 20%(28 例)、1 回接種が 16%(22 例)、2 回接種
が 32%(45 例)、不明が 32%(44 例)であった。2 回接種を完了していない者に不明を含め
た者の割合は全体の 68%(94 例)を占め、特に 20 代以降における 2 回接種未完了者は 74
人(84%)と高い割合であった。なお、本稿のまとめ時点で把握されている情報の範囲では、
2 回接種者(接種日記録あり)からの二次感染症例は同居家族内において一事例のみ確認さ
れた。
集計時点での病型は、麻しん(検査診断例)が 65%(90 例)、修飾麻しんが 35%(48 例)
であり、臨床診断例を 1 例認めた。その 1 例も検査診断例となり、最終的にはすべて検査診
断例となった。診断にあたり、行政検査である PCR 検査で診断された症例は 99%(137 例)
であった。発症から診断までに要した日数は中央値 4 日(範囲 0-17 日)であるが、20 代に
おいては中央値 6.5 日(範囲 2-17 日)とより日数を要していた。麻しんの確定診断までに複
数の医療機関を受診し、時間を要した症例が報告された 23)。
麻しんウイルスの遺伝子型が判明し病原体個票により報告されている 73 例のうち、遺伝
子型では B3 が最も多く(58 例)、次いで D8(15 例)であった 24)。現在、世界では遺伝子
型 D8 と B3 の 2 種類が検出されており、B3 は中東やアフリカ地域、D8 は北米や東南アジ
ア、インドなどで多く確認されている 25)。
図 1.麻しん届出数(2019 年第 1 週~2026 年第 11 週、2026 年 3 月 19 日時点)
©Japan Institute for Health Security, Tokyo, Japan, 2026
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国立感染症研究所. 麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026 年第一版)
例)、フィンランド/イタリア/フランス(1 例)であった。2024 年 21)および 2025 年 22)
は、ベトナム・タイを推定感染地域とする報告が中心であったのに対し、2026 年はこれまで
インドネシアを推定感染地域とする報告が多かった。
年齢分布としては、2026 年の届出症例のうち、10 代が 32%(44 例)で最も多く、次いで
20 代 25%(35 例)、30 代 18%(25 例)、40 代 14%(19 例)であった。
(図 2)。
麻しん含有ワクチン接種歴*は、なしが 20%(28 例)、1 回接種が 16%(22 例)、2 回接種
が 32%(45 例)、不明が 32%(44 例)であった。2 回接種を完了していない者に不明を含め
た者の割合は全体の 68%(94 例)を占め、特に 20 代以降における 2 回接種未完了者は 74
人(84%)と高い割合であった。なお、本稿のまとめ時点で把握されている情報の範囲では、
2 回接種者(接種日記録あり)からの二次感染症例は同居家族内において一事例のみ確認さ
れた。
集計時点での病型は、麻しん(検査診断例)が 65%(90 例)、修飾麻しんが 35%(48 例)
であり、臨床診断例を 1 例認めた。その 1 例も検査診断例となり、最終的にはすべて検査診
断例となった。診断にあたり、行政検査である PCR 検査で診断された症例は 99%(137 例)
であった。発症から診断までに要した日数は中央値 4 日(範囲 0-17 日)であるが、20 代に
おいては中央値 6.5 日(範囲 2-17 日)とより日数を要していた。麻しんの確定診断までに複
数の医療機関を受診し、時間を要した症例が報告された 23)。
麻しんウイルスの遺伝子型が判明し病原体個票により報告されている 73 例のうち、遺伝
子型では B3 が最も多く(58 例)、次いで D8(15 例)であった 24)。現在、世界では遺伝子
型 D8 と B3 の 2 種類が検出されており、B3 は中東やアフリカ地域、D8 は北米や東南アジ
ア、インドなどで多く確認されている 25)。
図 1.麻しん届出数(2019 年第 1 週~2026 年第 11 週、2026 年 3 月 19 日時点)
©Japan Institute for Health Security, Tokyo, Japan, 2026
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