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資料1 薬剤耐性(AMR)対策アクションプランの進捗について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70710.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会(第13回 3/2)《厚生労働省》
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目標2:薬剤耐性及び抗微生物剤の使用量を継続的に監視し、薬剤耐性の変化や拡大の予兆を適確
に把握する
<令和7年度に実施した主な事項>
※耐性結核・多剤耐性淋病についてはここでは省略
戦略2.1 医療・介護分野における薬剤耐性に関する動向調査の強化
〇 カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症等の届出基準変更(国際的な薬剤耐性の基準に合わせるため)
〇 薬剤耐性緑膿菌(MDRP)感染症の全数化の検討など

【届け出基準変更(令和7年4月7日適用)について】
⚫ 第9回 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会にて議論(令和6年10月16日)。
⚫ 第92回 厚生科学審議会感染症部会にて承認(令和6年12月13日)。
感染症

変更点
MPIPC のディスク拡散法の基準は削除し、届出基準を以下のとおりとする。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
MPIPC の MIC が 4μg/mL以上、
(MRSA)

又は CFX の MIC が 8 μg/mL以上または感受性ディスク(KB)の阻止円直径が21 mm以下
無菌検体以外の基準を追加し、届出基準を以下のとおりとする。
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
無菌検体(血液・髄液等)から検出された場合、PCGのMICが0.12μg/mL以上、
無菌検体以外(喀痰等)から検出された場合、PCG の MIC が 4 μg/mL以上、
(PRSP)
かつ分離菌が感染症の起因菌と判定された場合。
IPM と CMZ 基準を削除し、届出基準を以下のとおりとする。
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症 ア. MEPM の MIC が 2 μg/mL 以上であること、又はMEPM の感受性ディスク(KB)の阻止円直径が 22 mm 以下。
イ. 薬剤感受性試験の結果が上記、アを満たさない場合であっても、イムノクロマト法によるカルバペネマーゼ産生、
(CRE)
又はカルバペネマーゼ遺伝子の確認。
MPIPC:オキサシリン
CMZ:セフメタゾール

CFX:セフォキシチン
MEPM:メロペネム

PCG:ペニシリンG
MIC:最小発育阻止濃度

IPM:イミペネム

【MDRP感染症について(令和8年2月5日通知)】
⚫ 第11回 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会にて議論(令和7年7月31日)。
⚫ 第98回 厚生科学審議会感染症部会にて承認(令和7年9月3日)。
感染症
薬剤耐性緑膿菌感染症
(MDRP)

変更点
・「多剤耐性緑膿菌感染症」と日本語表記を変更する。
・各抗菌薬の耐性の基準をCLSI 2019 以降のバージョンに変更する。
・届出基準の対象抗菌薬の種類については、現行の届出基準から変更なしとする。
CLSI : 臨床・検査標準協会(Clinical and Laboratory Standards Institute) 5