よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1-2】関係医学会・医会・業界見解 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70651.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第35回 2/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料1-2

(別添様式)

<一般社団法人日本呼吸器学会 見解>
スイッチOTC医薬品の候補成分に関する見解
1.候補成分に関連する事項
成分名
ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物
(一般名)
効能・効果

風邪のあとなかなか咳が収まらない(咳喘息)

咳喘息で受診される方が少なからずおり、OTC があ
候補成分
OTC と し て れば病院受診の手間が省ける。逆にシムビコートで
の情報
のニーズ
治らないのであれば受診して精査する必要ありわか
りやすいと思われます。
OTC 化 さ れ
た際の使わ ―
れ方
2.スイッチ OTC 化の妥当性に関連する事項
1. OTC とすることの賛否について
結論:反対
〔上記と判断した根拠〕
【薬剤特性の観点から】
本剤は吸入ステロイド(ICS)と長時間作用性β₂刺激薬(LABA)
の配合剤であり、適正使用には吸入指導や副作用対策などの医学的
管理が不可欠です。成分中のブデソニドは ICS に伴う感染症リスク
や嗄声、咽頭カンジダ症などの局所的副作用に注意が必要です。成
分中のホルモテロールは適正使用下では有効かつ安全な LABA です
スイッチ が、β2 刺激薬として動悸・頻脈・血圧上昇などの心血管系の副作
用や低カリウム血症、不整脈等のリスクが報告されており、心疾患
OTC 化の
や高血圧、QT 延長を来しうる薬剤との併用に注意が必要とされてい
妥当性 ます。OTC 化で「効かないから吸入の回数を増やす」といった自己
判断での乱用が行われれば、感染症の誘発や増悪、心血管イベント
や不整脈など重篤な副作用のリスクの増大が無視できません。
【対象疾患の観点から】
咳喘息の診断は、除外診断が大前提です。胸部レントゲンで異常
がないかを確認せずに本剤が使用されると、長引く咳の原因となる
結核や肺ガン等の診断が遅れる危険性が生じます。
また、感冒後に自然軽快しない咳嗽の原因としては、咳喘息以外
に気道感染症、胃食道逆流症、副鼻腔気管支症候群、後鼻漏などを
鑑別する必要があります。喘息予防・管理ガイドライン 2024 にお

18 / 51