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○外来(その3)について-1 (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00119.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第496回  11/12)《厚生労働省》
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議論の整理(令和2年12月23日社会保障審議会医療保険部会)(抄)
2. 医療機関の機能分化・連携等

(大病院への患者集中を防ぎかかりつけ医機能の強化を図るための定額負担の拡大)
○ これらの意見等を踏まえ、日常行う診療はかかりつけ医機能を担う身近な医療機関で受け、必要に応じて紹介を受けて、患
者自身の状態にあった他の医療機関を受診し、さらに逆紹介によって身近な医療機関に戻るという流れをより円滑にするため、
以下の方針に基づき、中医協において具体的に検討するべきである。
・ 新たに地域の実情に応じて明確化される「紹介患者への外来を基本とする医療機関」として報告された医療機関のうち一
般病床200床以上の病院にも対象医療機関を拡大すること
・ かかりつけ医機能を担う地域の医療機関を受診せず、あえて紹介状なしで大病院を受診する患者の初・再診については、
一定額(例:医科・初診の場合、2,000円程度)を保険給付範囲から控除し、それと同額以上の定額負担を増額すること。また、
こうした仕組みは、医療保険財政のためではなく、外来機能の分化のために行うものであるため、例外的・限定的な取扱と
するとともに、制度趣旨について、国民への説明を丁寧に行うこと
・ 大病院からかかりつけ医機能を担う地域の医療機関への逆紹介を推進するとともに、再診を続ける患者への定額負担を
中心に、除外要件の見直し等を行うこと
○ あわせて、上手な医療のかかり方に関する啓発を進めるべきである。

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