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○外来(その3)について-1 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00119.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第496回  11/12)《厚生労働省》
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「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」の基本的な考え方(案)
10/20 外来機能報告等に関するワーキンググループ資料

○ 「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」は、地域の医療機関の外来機能の明
確化・連携を進め、患者の流れのさらなる円滑化を図るため、入院の前後の外来や医療機器・設備等、医療
資源の活用が大きく、紹介患者への外来を基本とする医療機関について明確化するもの。

○ 外来医療においては、医療資源や医療ニーズの状況等が地域によって異なっているため、「医療資源を重
点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」の明確化に当たっては、地域性を考慮する必要があり、
国が示す基準を参考にし、当該医療機関の意向に基づき、地域の協議の場で確認することにより、地域の実
情を踏まえる仕組みとすることとしている。
○ 「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」の国の基準については、これらを踏ま
えつつ、初診と再診とで患者の受診行動に相違があることを勘案して検討してはどうか。
○ また、外来医療に関するデータや議論の蓄積が少ない中で、「医療資源を重点的に活用する外来を地域で
基幹的に担う医療機関」の明確化については、外来機能報告や地域の協議の場での協議を重ね、改善を図り
ながら、精緻化していくものとして検討してはどうか。
○ なお、「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」のうち、一般病床200床以上の
病院は紹介状がない患者の外来受診時の定額負担の対象となることとされており、現行の定額負担において
は、定額負担の徴収を認められない患者(救急の患者、国の公費負担医療制度の受給対象者など)及び徴収を求めないことが
できる患者(地域に他に当該診療科を標榜する保険医療機関がなく当該保険医療機関が外来診療を実質的に担っているような診療科を受診する患者、特
定健診・がん検診等の結果により精密検査受診の指示を受けた患者など)が定められており、今後、中央社会保険医療協議会等に
おいて検討が進められることとなる。

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