＜参考資料1＞安全な日常生活を送る上での「見守り」を基礎とした３層支援イメージ

医療的ケア児者の日常は、決して自宅だけでも、自宅外だけでもない。

（１）第１層（自宅）：自宅での日常生活の安全
（２）第２層（移動時）：成長発達に必要な療育や教育を受けるための移動の安全
（３）第３層（入院時）：常に医療と関わりの中で生きていくという特徴を踏まえた、入院中の安全
「３層構造の支援」が整って、はじめて“医療的ケア児者にとっての日常生活”が成立する。

（３）入院時 ≫
（２）移動時≫
（１）自宅≫

３層すべてで切れ目なく見守りが続くことに加え、重度訪問介護の対象年齢が引き下げられれば、
「18歳の壁」を“壁”ではなく“段差のないスロープ”として移行でき、成長・発達・身体状況に合
わせた段階的支援が可能となる。

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