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ヒアリング資料17(書面) 障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66997.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第50回 12/11)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定後の状況に関する意見等(詳細版)
視点2 令和6年度報酬改定後における経営・賃上げ等の状況

3.人材確保と事業運営の安定化に向けた政策検討をしてください

障害の重度化・高齢化にきちんと対応できる人員体制を維持しつつ、事業収入が確保できるような報酬体系を整備し
てください。人員配置体制加算、夜間支援等体制加算など、支援人員の配置に直接関わる加算を引き上げ、基本報酬
の底上げと合わせて対応すべきです 。
夜間支援においては障害支援区分の導入により、夜間支援加算Ⅰを取得していた事業所が障害支援区分の低い方
に夜勤を置くことができなくなったとの観点から支援上の都合で転居を勧める例なども生じています。

ここ数回の報酬改定においては、処遇改善加算を含めて言えば報酬総額は上がっているように見えますが、処遇改
善加算分を除くとマイナス改定となっています。これに加えて毎年のように上がり続ける最低賃金の影響もあり、人件費
率は上がり続ける一方で、物価の高騰なども重なり事業費や事務費は縮小せざるを得ません。安定的な運営を考える
と事業の基本となることを評価する必要があり、事務費や事業費部分もしっかりと考慮した上での報酬が確保される必
要があります。その為には、加算や補助金と言うような形ではなく、基本報酬の中に組み込む必要があります。

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