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ヒアリング資料17(書面) 障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66997.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第50回 12/11)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定後の状況に関する意見等(詳細版)
視点3 より質の高いサービスを提供していく上での課題及び対処方策・評価方法

3. 利用者による評価が大切

支援の質を評価していく方法としては、障害のある当事者による評価を重視していくことが必要です。
そのグループホームの入居者が自身が受けているサービスの満足度などを表明できる機会をつくることと、外部
の障害当事者がピア目線からの人権擁護の観点等から評価していく方法のどちらも重要です。
利用者が自分が受けている支援について評価するためには、その評価結果が丁寧に受け止められ、どのような
意向を伝えても不利益が生じないという前提が必要です。そのためには、利用者が仲間と共に意見を表明できる
活動を身近な地域で育てていくことも同時に重視する必要があります。
また、当事者活動の一環として、障害当事者が外部のサービス評価を行っていく仕組み等も、事業所の意識改
革等に非常に有効であると考えられます。
さらに、障害当事者の意見を反映した支援評価基準(チェック項目等)を作成することにより、障害者グループ
ホームの支援における本質的重要事項を示していくことが求められます。評価基準作成への当事者参画を、その
基準を活用した評価への当事者参画へとつなげる総合的な「利用者による評価」の確立を目指すべきです。
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