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【資料2】医療保険制度における出産に対する支援の強化について (5 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66117.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第204回 11/20)《厚生労働省》 |
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前回いただいた主な御意見(3)
(注)主な御意見を事務局で整理したもの(御意見の趣旨を踏まえて一部文言を整理している場合がある)
◆ 「標準的な出産費用」の範囲に関する御意見
➢ 標準的な出産費用とはどのような内容かという点については、負担とのバランスも考慮する必要があるため、今後報告される出産費用に関する
さらなるデータを踏まえて検討を進めていくことが必要。
➢ 検討会のヒアリングにおいても、妊産婦の方から費用とサービスの関係が不明確という声が上がっていた。妊産婦の方が十分な情報に基づいて
出産に関する自己決定、取捨選択ができる環境整備、出産にかかる費用・サービス等の見える化をより一層進めていくことが必要であり、見える
化を前提とした上で、標準的な出産費用の範囲を検討すべき。
➢ 保険診療の考え方や保険料を負担する方の納得感も念頭に置いた上で、議論を深めていくべき。
➢ 「標準」には、地域差、施設間の格差をどうするかという問題があることに加え、アメニティ部分、プラスアルファの部分をどうするのかという論点
があり、データも見ながら検討していくことが必要。
➢ 無痛分娩をはじめ、WHOが推奨するエビデンスに基づいた産痛緩和ケア、助産所における出産も、その範囲に含める方向で検討すべき。
➢ 無痛分娩については、妊婦のニーズが高いことは理解しているが、リスクやデメリットもあるため、まずは安全に無痛分娩を提供できる体制整備
が必要であり、「標準」の範囲に含めるかどうかについては慎重に検討すべき。
◆ 「妊産婦の多様なニーズに対応する環境整備」に向けての主な御意見
➢ 出産に関しては、分娩以外の様々なオプションが乗せられた状態で金額が提示されており、ある病院で出産した場合の総費用は分かっても、何の
ために費用を払っているのか、なぜ病院ごとに費用が違うのかは、当事者としても分からない状況。出産費用の見える化が進むことで、妊婦が十
分な情報に基づいて意思決定をしたり、支払いの先見性がある状態で出産をできるようになり、安心感や納得感につながる。
◆ その他の御意見
➢ 自己負担の無償化・負担軽減策は、こども・子育て支援策なのか、出産費用の負担抑制なのか、議論が必要。
➢ 少子化が進む中、なぜ結婚しないのか、子供を産まないのかという大きな問題に対しては、別の切り口で国としてきちんと対応すべき。
➢ 検討会でも産前産後の一貫した支援体制の強化という点が議論されており、この点についても更に議論を深めるべき。
➢ 検討会のヒアリングにおいても、妊婦健診の金銭的負担感が強いことが指摘されていた。妊婦健診や産後ケア事業がより整備されることで、これ
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から出産を迎える人たちが未来に不安を感じないでいられるので、そのような点についての議論も期待したい。
(注)主な御意見を事務局で整理したもの(御意見の趣旨を踏まえて一部文言を整理している場合がある)
◆ 「標準的な出産費用」の範囲に関する御意見
➢ 標準的な出産費用とはどのような内容かという点については、負担とのバランスも考慮する必要があるため、今後報告される出産費用に関する
さらなるデータを踏まえて検討を進めていくことが必要。
➢ 検討会のヒアリングにおいても、妊産婦の方から費用とサービスの関係が不明確という声が上がっていた。妊産婦の方が十分な情報に基づいて
出産に関する自己決定、取捨選択ができる環境整備、出産にかかる費用・サービス等の見える化をより一層進めていくことが必要であり、見える
化を前提とした上で、標準的な出産費用の範囲を検討すべき。
➢ 保険診療の考え方や保険料を負担する方の納得感も念頭に置いた上で、議論を深めていくべき。
➢ 「標準」には、地域差、施設間の格差をどうするかという問題があることに加え、アメニティ部分、プラスアルファの部分をどうするのかという論点
があり、データも見ながら検討していくことが必要。
➢ 無痛分娩をはじめ、WHOが推奨するエビデンスに基づいた産痛緩和ケア、助産所における出産も、その範囲に含める方向で検討すべき。
➢ 無痛分娩については、妊婦のニーズが高いことは理解しているが、リスクやデメリットもあるため、まずは安全に無痛分娩を提供できる体制整備
が必要であり、「標準」の範囲に含めるかどうかについては慎重に検討すべき。
◆ 「妊産婦の多様なニーズに対応する環境整備」に向けての主な御意見
➢ 出産に関しては、分娩以外の様々なオプションが乗せられた状態で金額が提示されており、ある病院で出産した場合の総費用は分かっても、何の
ために費用を払っているのか、なぜ病院ごとに費用が違うのかは、当事者としても分からない状況。出産費用の見える化が進むことで、妊婦が十
分な情報に基づいて意思決定をしたり、支払いの先見性がある状態で出産をできるようになり、安心感や納得感につながる。
◆ その他の御意見
➢ 自己負担の無償化・負担軽減策は、こども・子育て支援策なのか、出産費用の負担抑制なのか、議論が必要。
➢ 少子化が進む中、なぜ結婚しないのか、子供を産まないのかという大きな問題に対しては、別の切り口で国としてきちんと対応すべき。
➢ 検討会でも産前産後の一貫した支援体制の強化という点が議論されており、この点についても更に議論を深めるべき。
➢ 検討会のヒアリングにおいても、妊婦健診の金銭的負担感が強いことが指摘されていた。妊婦健診や産後ケア事業がより整備されることで、これ
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から出産を迎える人たちが未来に不安を感じないでいられるので、そのような点についての議論も期待したい。