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参考資料3 看護師の特定行為研修制度に係る参考資料 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
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保健師助産師看護師法第37条の2第2項第1号に規定する特定行為及び同項第4号に規定する特
定行為研修に関する省令の施行などについて
(平成27年3月17日医政発0317第1号(最終改正令和7年9月26日医政発0926第2号)(別紙1)

特定行為

特定行為の概要

胃ろうカテーテル 若しくは
腸ろうカ テーテル又は胃ろ
うボタンの交換

医師の指示の下、手順書により、身体所見(ろう孔の破たんの有無、接着部や周囲の皮膚の状態、発熱
の有無等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、胃ろうカテーテル若しくは腸ろう
カテーテル又は胃ろうボタンの交換を行う。

膀胱ろうカテーテ ルの交換

医師の指示の下、手順書により、身体所見(ろう孔の破たんの有無、接着部や周囲の皮膚の状態、発熱
の有無等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、膀胱ろうカテーテルの交換を行う。

中心静脈カテーテ ルの抜去

医師の指示の下、手順書により、身体所見(発熱の有無、食事摂取量等)及び検査結果等が医師から指
示された病状の範囲にあることを確認し、中心静脈に挿入されているカテーテ ルを引き抜き、止血す
るとともに、全長が抜去されたことを 確認する。抜去部は、縫合、結紮閉鎖又は閉塞性ドレッシング
剤の貼付を行う。縫合糸で固定されている場合は抜糸を行 う。

末梢留置型中心静 脈注射用
カテーテ ルの挿入

医師の指示の下、手順書により、身体所見(末梢血管の状態に基づく末梢静脈点滴実施の困難さ、食事
摂取量等)及び検査結果等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、超音波検査において
穿刺静脈を選択し、経皮的に肘静脈又は上腕静脈を穿刺し、末梢留置型中心静脈注射用カテーテル
(PICC)を挿入する。

褥瘡又は慢性創傷の治療にお
ける血流のない壊死組織の除


医師の指示の下、手順書により、身体所見(血流のない壊死 組織の範囲、肉芽の形成状態、膿や滲出
液の有無、褥瘡 そ う部周 囲の皮膚の発赤の程度、感染徴候の有無等)、検査結果及び 使用中の薬剤等
が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、鎮痛が担保された状況において、血流のない遊
離した壊死組織を滅菌ハサミ(剪刀)、滅菌鑷子等で取り除き、創洗浄、注射針を用いた穿刺による排
膿等を行う。出血があった場合は圧迫止血や双極性凝固器による止血処置を行 う。

創傷に対する陰圧閉鎖療法

医師の指示の下、手順書により、身体所見(創部の深さ、創 部の分泌物、壊死組織の有無、発赤、腫
脹、疼痛等)、血液 検査結果及び使用中の薬剤等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認
し、創面全体を被覆剤で密封し、ドレナ ージ管を接続し吸引装置の陰圧の設定、モード(連続、間欠
吸引)選択を行う。

創部ドレーンの抜去

医師の指示の下、手順書により、身体所見(排液の性状や 量、挿入部の状態、発熱の有無等)及び検
査結果等が医師か ら指示された病状の範囲にあることを確認し、創部に挿入・ 留置されているドレー
ンを抜去する。抜去部は開放、ガーゼドレナージ又は閉塞性ドレッシング剤の貼付を行う。縫合糸で固
定されている場合は抜糸を行う。
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