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【資料3】精神疾患に係る医療体制について(情報通信機器を用いた診療) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64896.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第11回 10/20)《厚生労働省》 |
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情報通信機器を用いた精神療法に係る事例
○ 本検討会において紹介のあった5事例のうち2事例は本人又は家族によって受診に至った事例、
2事例は保健師を介して受診に至った事例、1事例は離島の内科の医療機関内から島外の精神科の
受診に至った事例であった。
○ 本人又は家族によって受診に至った事例は、対面が必要な検査等に関するデメリットが見られた。
受診に至った経緯
情報通信機器を用いた
初診時のデメリット
ケース
年齢・性別・状態
ケース1
10代男性
社交不安障害
小学校4年ごろからの不登校、身体化症状の持続。 血液検査、心理検査等対面で
近医の受診も困難なほどの外出困難であり、オン の実施が必要な場合には近隣
ラインでの初診に至った。
からの訪問診療を依頼する必
要があった。
ケース2
30代女性
ADHD・2次的う
つ状態
近隣に成人の発達障害を診療可能な施設がなかっ
た上、仕事の関係から、近隣の(精神科)医療機
関への受診を避けたいと考えていたため、オンラ
イン受診に至った。
心理検査等対面での実施が必
要な検査が実施できないこと。
ケース3
40代男性
うつ病
保健師から再三医療機関受診を勧めるも受診に
至っていなかった。オンラインであれば本人の同
意が得られたため受診。
処方開始までタイムラグが生
じたこと。
ケース4
10代男性
自閉症・ADHD・
うつ病
本人が医療機関受診に否定的であるという背景も
あり、今後の受診先について患者の親から相談を
受けた保健師を介してオンライン受診となった。
処方開始までタイムラグが生
じたこと。
ケース5
80代女性
うつ病
離島で専門医が不在であること、また高齢のため、 特になし。
島外の医療機関を受診することが困難だった。そ
のため、島内の医療機関(内科・かかりつけ医)
からオンラインで島外の精神科を受診した。
8
○ 本検討会において紹介のあった5事例のうち2事例は本人又は家族によって受診に至った事例、
2事例は保健師を介して受診に至った事例、1事例は離島の内科の医療機関内から島外の精神科の
受診に至った事例であった。
○ 本人又は家族によって受診に至った事例は、対面が必要な検査等に関するデメリットが見られた。
受診に至った経緯
情報通信機器を用いた
初診時のデメリット
ケース
年齢・性別・状態
ケース1
10代男性
社交不安障害
小学校4年ごろからの不登校、身体化症状の持続。 血液検査、心理検査等対面で
近医の受診も困難なほどの外出困難であり、オン の実施が必要な場合には近隣
ラインでの初診に至った。
からの訪問診療を依頼する必
要があった。
ケース2
30代女性
ADHD・2次的う
つ状態
近隣に成人の発達障害を診療可能な施設がなかっ
た上、仕事の関係から、近隣の(精神科)医療機
関への受診を避けたいと考えていたため、オンラ
イン受診に至った。
心理検査等対面での実施が必
要な検査が実施できないこと。
ケース3
40代男性
うつ病
保健師から再三医療機関受診を勧めるも受診に
至っていなかった。オンラインであれば本人の同
意が得られたため受診。
処方開始までタイムラグが生
じたこと。
ケース4
10代男性
自閉症・ADHD・
うつ病
本人が医療機関受診に否定的であるという背景も
あり、今後の受診先について患者の親から相談を
受けた保健師を介してオンライン受診となった。
処方開始までタイムラグが生
じたこと。
ケース5
80代女性
うつ病
離島で専門医が不在であること、また高齢のため、 特になし。
島外の医療機関を受診することが困難だった。そ
のため、島内の医療機関(内科・かかりつけ医)
からオンラインで島外の精神科を受診した。
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