よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2:主要分野における今後の検討事項(案) (3 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/committee/2025/0916agenda.html
出典情報 経済・財政一体改革推進委員会(第54回 9/16)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

社会保障
検討課題

(2)年齢・性別に関わらず生涯活躍できる環境整備

<背景>
社会全体の活力を維持していく基盤として、国⺠皆保険の持続可能性を堅持しつつ、国⺠⼀⼈ひとりが、年齢や性別に
かかわらず、可能な限り⻑く、健康で有意義な⽣活を送りながら活躍できる社会を実現することが重要である。
このため、女性をはじめとする全ての労働者が能⼒や個性を発揮し、希望どおりに働くことができる社会や働く意欲の
ある⾼齢者が年齢に関わりなく活躍し続けられる社会の実現を目指す必要がある。近年では、人手不足の影響もあって、
女性や高齢者の就業は進んできており、今後は、本人の希望も踏まえつつ、正社員化やフルタイム勤務も含む多様で柔軟
な働き方を選択することができるような取組も一層進めていく必要がある。
3
また、すべての人が生涯を通じて活躍できるように、⽣活習慣の改善等による健康寿命の延伸に取り組んでいく必要が
あり、地方自治体、医療保険者、企業・事業主などが連携した取組も重要である。
さらに、勤労者がその働き方や勤め先の企業規模・業種にかかわらず、ふさわしい社会保障を享受できるようにすると
ともに、働き方に対して中立的な社会保障制度としていく観点から、被用者保険の適用拡大、在職老齢年金制度の見直し
が行われたところである。引き続き被用者保険の適用拡大について検討を加え、多様な働き方に対応した制度を目指すと
ともに、健康寿命や就業期間の延伸を踏まえた制度の見直しなどについて検討していく必要がある。
<WGでの論点>
WGでは、上記のような観点から、下記の項目について、現在の取組や今後の進め方などに関する議論を行い、対応する
EBPMアクションプラン、改革実行プログラム等の必要な見直しを行う。
• 女性活躍
• 高齢者就労促進
• 予防・健康づくり(生活習慣病の予防の推進等、特定健診・特定保健指導の推進、データヘルス計画の作成等、がん対
策・ゲノム医療の推進 等)
• 働き方に中立的な社会保障制度等の構築

3