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(資料1)危機対応医薬品等(MCM)の利用可能性確保に関する検討 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62702.html
出典情報 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第9回 9/1)《厚生労働省》
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第8回危機対応医薬品等に関する小委員会

MCMの研究開発(案)

①診断技術

2025(令和7)年8月18日

資料1

⚫ 診断技術 ※ は、感染症対策の初動において最も早期に整備・開発されるべき基盤技術であり、迅速かつ的確な感染
症対策の実現に不可欠である。
⚫ 感染症対策の推進にあたっては、診断技術の活用により、感染症の発生動向の的確な把握が可能となり、感染拡大
の抑制、感染対策の強化、ならびに適切な医療提供が図られる。また、診断結果に基づく抗菌薬の適正使用は、薬
剤耐性の抑制にも資する。

⚫ 診断技術の確立を通じて、病原体の遺伝情報や抗原性等の科学的知見が得られることから、治療薬・ワクチンの研
究開発の加速にも寄与する。


診断技術とは、診断機器、迅速診断キット、抗原、抗体、遺伝子検査等

基本的な考え方(第8回MCM小委にて了承)
診断技術については、以下を優先的に研究開発を支援する。
○ 飛沫感染などのヒトーヒト感染が容易に起こりうる感染経路を有する、または、早期の診断によって適切な治療やワクチン等に
よる感染予防策・感染拡大防止策を実現するべき重点感染症であって、簡便・迅速に診断できるもの
○ 地方衛生研究所等、感染症指定医療機関・検査等措置協定締結機関等において、迅速かつ正確に検査実施可能数を増加(拡充)
可能なもの
○ Group C(AMR)については、各種病原菌の薬剤感受性検査を簡便・迅速に実施できるもの

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