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(資料1)危機対応医薬品等(MCM)の利用可能性確保に関する検討 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62702.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第9回 9/1)《厚生労働省》 |
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第7回危機対応医薬品等に関する小委員会
2025(令和7)年7月7日
資料1
危機対応医薬品等(MCM)の利用可能性確保に関する検討の進め方について
⚫ 新型コロナウイルス感染症の対応を振り返り、研究開発における課題(研究開発環境の整備・検体の入手等)や日本の強み(病態解明
の基礎研究、診断薬の迅速な開発等)を踏まえ、MCMの利用可能性確保を検討することは重要である。
⚫ 公衆衛生的指標(健康への影響・感染性・伝播性など)及び戦略的指標(既存の MCM、研究開発の状況など)に基づき、重点感染症に
対するMCMの利用可能性確保の必要性等を総合的に評価し、【研究開発の優先度】【確保】の方向性を検討する。
⚫ 厚生労働科学研究 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「重点感染症に対する危機対応医薬品等( MCM)の現状及び開発
状況等の評価に関する研究(代表研究者:三重大学病院田辺正樹)」において、①公衆衛生的指標からみた MCMの要件整理、②戦略的
指標からみたMCMの利用可能性確保の必要性を評価するための基礎データを収集・更新し、取りまとめる。
⚫ MCMは、平時においても、感染症の発生時期・規模等が予測できないなど市場原理が働きにくいため、開発企業にとっては、事業の予
見可能性に乏しい。そのため、感染症の発生状況等に応じたプッシュ型研究開発支援、プル型研究開発支援や有事に迅速な研究開発・
確保等を促すための一連の支援が必要であり、これらの観点から検討を進める。
①公衆衛生的指標からみた
MCMの要件整理
②戦略的指標からみた
MCMの利用可能性確保の必要性
③総合評価
⚫ 公衆衛生的指標に基づき、見直した重点感染症リストの各感染症の特徴や国内における
疾病負荷等から各感染症の対策に適したMCMの要件を整理する
⚫ ワクチン・治療薬・診断薬について、戦略的指標に基づき、既存MCMの特徴、研究開発の
状況等を考慮して、MCMの利用可能性確保の必要性を検討する
⚫ 公衆衛生的指標及び戦略的指標を踏まえ、対応方針や対策の優先度を検討する
⚫ 重点感染症ごとに望ましいMCMの要件を整理する
研究開発の優先度
確保に関する検討
⚫ 国内に研究開発シーズがある重点感染症を優先する等、重点感染
症のMCMの実用化を目的とした研究開発の優先度を評価する
⚫ MCMへのアクセスの改善、備蓄、プル型支援等含むMCMの確
保の在り方を検討する
2
2025(令和7)年7月7日
資料1
危機対応医薬品等(MCM)の利用可能性確保に関する検討の進め方について
⚫ 新型コロナウイルス感染症の対応を振り返り、研究開発における課題(研究開発環境の整備・検体の入手等)や日本の強み(病態解明
の基礎研究、診断薬の迅速な開発等)を踏まえ、MCMの利用可能性確保を検討することは重要である。
⚫ 公衆衛生的指標(健康への影響・感染性・伝播性など)及び戦略的指標(既存の MCM、研究開発の状況など)に基づき、重点感染症に
対するMCMの利用可能性確保の必要性等を総合的に評価し、【研究開発の優先度】【確保】の方向性を検討する。
⚫ 厚生労働科学研究 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「重点感染症に対する危機対応医薬品等( MCM)の現状及び開発
状況等の評価に関する研究(代表研究者:三重大学病院田辺正樹)」において、①公衆衛生的指標からみた MCMの要件整理、②戦略的
指標からみたMCMの利用可能性確保の必要性を評価するための基礎データを収集・更新し、取りまとめる。
⚫ MCMは、平時においても、感染症の発生時期・規模等が予測できないなど市場原理が働きにくいため、開発企業にとっては、事業の予
見可能性に乏しい。そのため、感染症の発生状況等に応じたプッシュ型研究開発支援、プル型研究開発支援や有事に迅速な研究開発・
確保等を促すための一連の支援が必要であり、これらの観点から検討を進める。
①公衆衛生的指標からみた
MCMの要件整理
②戦略的指標からみた
MCMの利用可能性確保の必要性
③総合評価
⚫ 公衆衛生的指標に基づき、見直した重点感染症リストの各感染症の特徴や国内における
疾病負荷等から各感染症の対策に適したMCMの要件を整理する
⚫ ワクチン・治療薬・診断薬について、戦略的指標に基づき、既存MCMの特徴、研究開発の
状況等を考慮して、MCMの利用可能性確保の必要性を検討する
⚫ 公衆衛生的指標及び戦略的指標を踏まえ、対応方針や対策の優先度を検討する
⚫ 重点感染症ごとに望ましいMCMの要件を整理する
研究開発の優先度
確保に関する検討
⚫ 国内に研究開発シーズがある重点感染症を優先する等、重点感染
症のMCMの実用化を目的とした研究開発の優先度を評価する
⚫ MCMへのアクセスの改善、備蓄、プル型支援等含むMCMの確
保の在り方を検討する
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