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令和8年度診療報酬(訪間看護療養費)改定に関する要望書 (5 ページ)
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出典情報 | 令和8年度診療報改定に関する要望書(7/23)《日本看護協会、日本訪問看護財団、全国訪問看護事業協会》 |
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在宅療養 を継続す るための長時間訪間看護加算 の拡充
要望 2‑①
長時間訪 問看護加算 につ いては、特掲診療料別表 8に 該 当す る者、特別訪 間看護指示書 が交付 され た者 が算定対象 (週
1回 まで算定可 )で あ り、 15歳 未満 の超重症児 または準超重症児 が対象 (週 3回 まで算定可 ※)と なって い る。 しか し、
特掲診療料別表 フに該 当す る悪性新生物や神経系疾患 を罹患 した療養者 について も人 工 呼吸器 の管理等 で、週 2 以 上 の
長時間訪 問看護 を提供 して いる実態 がある。長期 にわ たる療養 の継続 ・状態 の安定 のために、利用者 の状態像 ・実情 に
合 つた評価 が され るよ う長時間訪 間看護加算 の算定要件 の拡充 をされ たい。
ロ
※ :15歳 未満 の (準 )超 重症児又は 15歳 未満の小児であつて別表 8に 該 当す る者 に限 り週 3回 まで算定可能
特 掲診 療料別表 7に 該 当す るALSを は じめ と した神 経 系疾 患 や末期 の 悪性腫 瘍 の利用 者 は、 H23年 か らそれ ぞれ約 3〜 5倍 に増加 して い る (図 表 1)。
上 記 に該 当す る利用 者 が複 数 回 の 長 時 間訪 間看護 を提供 した場合 に あ って も 1回 しか加 算算 定 がで きな い。
中で も、 人工 呼吸器 を装着 して い る状 態 に あ って は、 よ り丁寧 な処置 ・ケ ア を必要 とす るほか、 機器 の 点検 や前 回訪 問時 か らの記録 の 確認 な ど管理 に
要 す る時間 も多 く、 ス トー マ や輸 液 の 管理 に つ いて も、 スキ ンケ アや 排 泄援助、 滴下等 の調 整 な ど管理 に相応 の 時 間 を要 す る。
実際 に、約 15%の ス テー シ ョンが加算 算 定 の 対象外 で あ る利用 者 を抱 えて お り、 実働 も伴 つて い る実態 が あ る (図 表 2)。
図表 2長 時間訪問看護加算を算定できないが、週 2回 以上長時間訪問を要す
る利用者を抱 えるステーション数 と利用者像 【
複数回答】
図表 1訪 問看護 ステー シ ョンの利用者 の主傷病 の推移
484.524
︱
一中
582倍
医 療 的 ケ ア児 も増 加
450,000
【
該 当す る疾病等 (上 位 10位 )】
(n=2,203)
R5/H23と し
(大 )
500,000
00%
H
│!損 傷、
中毒、その他ヂ 困の影
"卜
働先天奇影、変形、染色体異常
400′ 000
R5/H23上 ヒ
284倍
350′ 000
爾
H呼 吸器系の疾患
300,000
田循環器系の疾議
2501000
…
…
…
‐
―
―
一
―
―
―
蘊
…
…
神経系の療患
出
260,000
§精神及び行動蝦 害
鰯
150,lX10
B当 該利用者 がいる
日当該利用者が いな し
―
100,000
501000
平成23年
出典 :図 表
図表 2
1
平成25年
平成27年
平成29年
令和ぇ在
400%
600%
800%
00%
200%
を必要 とす る利用
ヽ
400%
600%
359%
347
艘そ軸
鵡
0
実際 に行 つた医療処置 (上 位 10位 )】
【
浣腸 摘便
カテーテルの管理
人工呼吸器(持 続陽圧呼吸療法含む)の 管理
日新生物
200%
末期 の悪 性腫瘍
427%
人工呼吸器 を使用 して いる状態
279%
特別訪 問看護指示書 が発行 され た者 ■■■■■■ 276%
筋萎縮性側 索硬化症
頸髄損傷 ―
―
パ ーキ ンソン病 関連疾患
ス トー マ管理や人
■■
精神科訪 問看護基本療養費 を算定 している者 ―
工
呼吸器、輸液管
多系統萎縮症 ‐
な ど頻 回な訪間
理
その他 ■ ■
R5/H23上 し
令 3年
1口
令和5年
459倍
口鼻腔吸引
胃ろ う 腸 ろうによる栄養管理
気管切関の管理
皮膚 トラブルに対す る軟青処置等
酸素療法 (酸 素吸入 )
褥着処置
厚生労働省 第 549回 中央社会保険医療協議会 総会 総 ‑2「 在宅 について (そ の 1)J資 料 よ り抜粋 一部改変
lll改 定の要望書作成のための調査」
一般社団法 人 全国訪問看護事業協会 公益財 団法 )、 日本訪間看護財 団合同実施 「令和 8年 度 診療報酉
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要望 2‑①
長時間訪 問看護加算 につ いては、特掲診療料別表 8に 該 当す る者、特別訪 間看護指示書 が交付 され た者 が算定対象 (週
1回 まで算定可 )で あ り、 15歳 未満 の超重症児 または準超重症児 が対象 (週 3回 まで算定可 ※)と なって い る。 しか し、
特掲診療料別表 フに該 当す る悪性新生物や神経系疾患 を罹患 した療養者 について も人 工 呼吸器 の管理等 で、週 2 以 上 の
長時間訪 問看護 を提供 して いる実態 がある。長期 にわ たる療養 の継続 ・状態 の安定 のために、利用者 の状態像 ・実情 に
合 つた評価 が され るよ う長時間訪 間看護加算 の算定要件 の拡充 をされ たい。
ロ
※ :15歳 未満 の (準 )超 重症児又は 15歳 未満の小児であつて別表 8に 該 当す る者 に限 り週 3回 まで算定可能
特 掲診 療料別表 7に 該 当す るALSを は じめ と した神 経 系疾 患 や末期 の 悪性腫 瘍 の利用 者 は、 H23年 か らそれ ぞれ約 3〜 5倍 に増加 して い る (図 表 1)。
上 記 に該 当す る利用 者 が複 数 回 の 長 時 間訪 間看護 を提供 した場合 に あ って も 1回 しか加 算算 定 がで きな い。
中で も、 人工 呼吸器 を装着 して い る状 態 に あ って は、 よ り丁寧 な処置 ・ケ ア を必要 とす るほか、 機器 の 点検 や前 回訪 問時 か らの記録 の 確認 な ど管理 に
要 す る時間 も多 く、 ス トー マ や輸 液 の 管理 に つ いて も、 スキ ンケ アや 排 泄援助、 滴下等 の調 整 な ど管理 に相応 の 時 間 を要 す る。
実際 に、約 15%の ス テー シ ョンが加算 算 定 の 対象外 で あ る利用 者 を抱 えて お り、 実働 も伴 つて い る実態 が あ る (図 表 2)。
図表 2長 時間訪問看護加算を算定できないが、週 2回 以上長時間訪問を要す
る利用者を抱 えるステーション数 と利用者像 【
複数回答】
図表 1訪 問看護 ステー シ ョンの利用者 の主傷病 の推移
484.524
︱
一中
582倍
医 療 的 ケ ア児 も増 加
450,000
【
該 当す る疾病等 (上 位 10位 )】
(n=2,203)
R5/H23と し
(大 )
500,000
00%
H
│!損 傷、
中毒、その他ヂ 困の影
"卜
働先天奇影、変形、染色体異常
400′ 000
R5/H23上 ヒ
284倍
350′ 000
爾
H呼 吸器系の疾患
300,000
田循環器系の疾議
2501000
…
…
…
‐
―
―
一
―
―
―
蘊
…
…
神経系の療患
出
260,000
§精神及び行動蝦 害
鰯
150,lX10
B当 該利用者 がいる
日当該利用者が いな し
―
100,000
501000
平成23年
出典 :図 表
図表 2
1
平成25年
平成27年
平成29年
令和ぇ在
400%
600%
800%
00%
200%
を必要 とす る利用
ヽ
400%
600%
359%
347
艘そ軸
鵡
0
実際 に行 つた医療処置 (上 位 10位 )】
【
浣腸 摘便
カテーテルの管理
人工呼吸器(持 続陽圧呼吸療法含む)の 管理
日新生物
200%
末期 の悪 性腫瘍
427%
人工呼吸器 を使用 して いる状態
279%
特別訪 問看護指示書 が発行 され た者 ■■■■■■ 276%
筋萎縮性側 索硬化症
頸髄損傷 ―
―
パ ーキ ンソン病 関連疾患
ス トー マ管理や人
■■
精神科訪 問看護基本療養費 を算定 している者 ―
工
呼吸器、輸液管
多系統萎縮症 ‐
な ど頻 回な訪間
理
その他 ■ ■
R5/H23上 し
令 3年
1口
令和5年
459倍
口鼻腔吸引
胃ろ う 腸 ろうによる栄養管理
気管切関の管理
皮膚 トラブルに対す る軟青処置等
酸素療法 (酸 素吸入 )
褥着処置
厚生労働省 第 549回 中央社会保険医療協議会 総会 総 ‑2「 在宅 について (そ の 1)J資 料 よ り抜粋 一部改変
lll改 定の要望書作成のための調査」
一般社団法 人 全国訪問看護事業協会 公益財 団法 )、 日本訪間看護財 団合同実施 「令和 8年 度 診療報酉
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