よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和8年度診療報酬(訪間看護療養費)改定に関する要望書 (3 ページ)

公開元URL
出典情報 令和8年度診療報改定に関する要望書(7/23)《日本看護協会、日本訪問看護財団、全国訪問看護事業協会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

早期 に 自宅等 生活 の場 に戻 る支援体制 の確保 に向けた退院当 日の訪問看護 の評価

要望 1‑①

療養者 が早期 に 自宅等住 み慣 れ た場所 に戻 れ るよ う在宅移行支援 の強化 が必要 であるが、特 に、医療機関 か らの退院 当
日の対応 は、利用者 ・家族 の在宅療養 の見通 しに大 き く影響す る。現状、退院 当 日の訪間看護 は退院支援指導加算 による
評価 のみで あるが、複数名 による訪 間や夜間帯 の訪 問な ど、実態 に合わ せた加 算算定 を可 能 とされ たい。
退院 当 日に複数回の訪問 を要す る利用者 は65歳 以上の高齢者 が約 70%を 占める状況であ り、介護者 もまた高 齢 であるケースが半数以 上 を占める (図 表
2)。 退院 当 日には、在宅療養 において必要 な医療処 置 や異 常 出現時の対応 に係 る指導 を要す る こ とが 多 く、酸素療法、 麻薬 や カテーテルの管理 な ど
専門的な管理 も多 い。実際 に、退院 当 日に複数名 での訪 問 や夜 間 の訪 問 を要す る利用者 の疾病 と して、末期 の悪性腫瘍 が最 多 であ り、退院直後 か ら頻
回な看護 が必要 な状態 にある (図 表 3)。
退院 当 日に訪問看護 を提供 した事業所 は60%を 超 え、 うち約 30%が 複数名 で訪問看護 を提供 している。 また、営業時間外 の夜間 に訪間看護 を提供する
ケー ス も約 15%の 事業所 で確認 され 、訪問看護基本療養費 が算定 で きず退院支援指導加 算 以外 では評価 され な い複数名 の訪問 や夜間 の時間帯 に行 つて
い る訪問看護 の提供実態 がある (図 表 1)。
図表 1退 院 当 日に手厚 い訪 問看護 を提供 した事 業所 数
令和7年 1〜 3月 の3か 月間(n=2,203)

国姦′ 退院当日に複数回訪問 した利用者 ・介護者の年齢
87%

・ 複数名 で訪 間 した利用 者 がいる

B複 数名で訪 間 した利用 者 がいない
・ 退院 当 日の訪問
退院 当 日に複数
看護提供 あ り
名で訪 問 した
に退院当 日の訪問
利用者 の有無
看護提供 な し

6歳 未満

無回答



6歳 以上 18歳 未満

1(〕

22%


利用者】

(n=92)
回答

上65歳 未満

54%

311鋼

65歳 以上

1007

k696%

69.0%


複 数 回答】

1459

I

退院 当 日の夜間 に
訪 間 した
利用者の有無

電琲
N
1248

85.5%

四夜間 (18:00〜 23:59)に 訪問 した利用者が いな い
日夜間 (18:00〜 23:59)に 訪 間 した利用者 がいる
出典 :図 表 1
図表 2

22%

介護者】


18歳 以上 40歳 未満

40歳 以上65歳 未満

65歳 以上

120%

58,7%

団蒙 ご 退 院 当 日に手厚 い訪 問看護 を提 供 した利用 者 の疾病 等

66.2%

18歳 以上40歳 未満



00%

末期 の悪 性腫瘍
頸髄損傷
人工呼吸器 を使用 して いる状態
上 記以外 の別表 7の 疾患
精神科訪間看護基本療養費 を算定 している者
超重症児 ・準超重症児
特別訪 問看護指示書 が発行 され た者

200%

'l改

定 に関す る緊急 ア ンケー ト調査」

(夜 間 n=211)
(複 数 n=452)

400%

600%

800%
75!8%

752%

L
L


̲̲̲̲̲̲̲̲̲̲

そ の他 r
あて は ま る もの は な い ■ ■日 H

S一 般社団法人 全 国訪問看護事業協会 公益財 団法人 日本訪 間看護財 団合同実施 「令和 8年 度 診療報酬改定 の要望書作成 のための調査」
公益財団法外、日本 訪間看護財 団実施 「令和 6年 度報巨

261%

355%

518%

■退院 日の夜間 (18:00〜 23:59)に 訪 間

B退 院 日に複数名で訪 問

2